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「一念岩をも通す。」開発成功の鍵はいかに開発者が明確なゴールを描き、それに向ってとことん一心になって取り組むかです。 |
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| ● 開発は“わくわく・ドキドキ”するような夢のある仕事 24回にわたって開発に関するその取り組み姿勢、技術的なことなどを解説してきましたが、いよいよ今回が最終回となりました。開発とは、新しいモノを創り上げる作業ですので、本来‘わくわく・ドキドキ’するような夢のある仕事なのです。 しかし、ビジネス上の開発となると、結果がどうなるか分からない、リスクがついてまわる長期的な投資であったり、挑戦課題がこれでもかという程次から次へ現われるやっかいな面が多く、また時間、金、人などなど必ずしも理想的な条件が揃わない中で行なわなければならないのが常です。このようにマイナス思考で捉えると、避けて通りたくなるようなことばかりが想起されるため、最初から諦めてしまったり、あるいは開発に取り組んだものの途中で諦めてしまっている企業が多いのです。 しかし、世の中が大きく変化している今、自社の存在意義を社会に明確に示し、より多くの利益を産みだす体質(高付加価値ビジネス)をつくり上げ生き残るためには、やはり「開発」に積極的に取り組んで行くことが最も重要です。 ● 「開発」とは答えを創り出す仕事 この塾の中で再々ふれてきましたが、「開発」とは“答えを創り出す仕事”です。そして正解が存在していてそれを探し出す作業ではありません。(世の中にヒントは沢山ありますが)従って、主体となって取り組む人の信念と情熱(どうしても答えを創り出すんだという一念)が開発を成功させるか失敗するかを決めてしまうと言っても過言ではありません。 もちろん、開発成功のメカニズムを知ることも、その他マーケティングの知識を熟知した上で開発に取り組む事も欠かせませんが、それだけでは成功に至りません。 それが証拠に、中小企業から見ればうらやましい程、資源(ヒト、モノ、カネ、情報)の揃っている大手企業が開発に取り組んでも、そのほとんどが失敗に終わっていることからも窺えます。 ● 今が「開発」のチャンス 護送船団方式の団体戦の仕組みが崩壊し、タテ割り社会の時代が終わった今、開発の必要性がますます高まりつつあります。同時に今までとは違った開発への取り組みが、いろいろと可能になって来ました。私が提唱し、デザートビジネスで実践している「餅は餅屋のネットワーク」の仕組みもその一つです。(第4号参照) 今までの既成概念に捕らわれる必要はありません。また、資源を持ちあわせていないからといって諦めることもありません。 それを逆手にとって(持たざる強みを生かし)自由な発想で目指すゴール(成功の姿)に向って、是非挑戦してみて下さい。 ●「開発」は難しい仕事ではない。やる気のみ。 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」、先ずは開発の重要性を理解し、冒険心を持って、積極果敢に取り組むことです。 世の中で起きていることは、一見複雑に見えても、実は単純なことの組み合せで出来ています。また、自然界から与えられたもの以外は、人間の意志でつくり上げられています。 だから、開発の基本的なメカニズムを知り、単純な要素を組合せて行けば、必ずや頭に描いた通りの成果を手にすることができます。 開発は、特殊な能力を持つ人だけの仕事ではなく、“当たり前の事を当たり前に行なう”だけです。彼の有名なトヨタ生産方式も“なぜ”を一つの事象に対して、五回ぶつけた結果の積み重ねでできているそうです。 さあ挑戦してみましょう。 “やるっきゃない!”があなたの会社の未来を開く鍵となります。 *この塾でお伝えしてきた開発の取り組み方、メカニズムに関する解説が少しでも皆様のお役に立てたらと願っております。
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完
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内海悟(うつみさとる) 1949年東京都生まれ。「開発」を専門とする異色のコンサルタント。
マーケティングの原理原則を元に、「実戦の開発」を行う独自の手法で、メーカー・加工業・商社・小売・建設・サービス…、多種多様な大中小100社以上の新事業・新商品・新ビジネスの開発指導で驚異的な実績をあげている。
多くのコンサルタントが評論的であるのに対し、氏は常に最新の「開発」に携わり、膨大な数のヒット商品・新事業を成功に導いている。氏が手がけたもので、いま世にブームを起こしているもの、誰もが知るものも数多いが、コンサルティングの守秘義務上、表記できないことは非常に残念である。
若干28才で、某商社の新商品開発チームの実行リーダーに抜擢され、年間40億円売る大ロングセラー商品を樹立。
以来10年間、同社で、新商品・新事業開発を次々に成功させ、1985年、ミックビジネスシステムを設立。同社社長となる。
「新事業・新ビジネス立ち上げ」は、社長の強烈な熱意がカギと主張し、現在、全国の大中小企業の新事業・新商品開発、新ビジネス立ち上げに、資材調達〜取引先開発〜ビジネスモデル開発〜広告宣伝…など、まさに企業に深く入り込む指導で東奔西走の毎日。
また自らも、コンサルティング会社の他に、食品流通会社「デザートカンパニー」を設立。数年内に上場が見込まれる急成長企業の経営者としても活躍。まさに知行合一の人。
氏は語る―「新事業開発・新商品開発には、原理原則がある」……。
指導先には、驚異的なヒット率を誇る「定番×定番開発法」、3方両得の「コラボレーション事業開発法」…など、原理原則を踏まえつつ、スピードの時代に確実に事業を成功に導く黄金法則を指導。
実際に社長、担当者と寝食をともにし、腹を割って語り合う本音のコンサルティングには、絶大な定評がある。
―メールにてご質問、依頼…お伺いいたします―