無能唱元 成功シリーズ第2弾!

盛運の気

会員価格で購入できます。お届けについて
オンデマンド → 受注生産
著者 無能唱元(むのうしょうげん)
形態 A5判(15CmX21Cm)本文434ページ
発行 1994年1月17日 ISBN4-930838-76-2
内容 目次と項目   本書のまえがき
経営者に必要な根源の力(気・エネルギー)とは何か、その力の昂め方とはy。旧来の「気学」とは異なる視点から、経営者必須の成功ノウハウとして説き明かす話題の書。

現在本書は、コンピュータによる印刷・製本する簡易ブック書籍にてお送りしております。1冊づつ製作いたしますので、ご注文からお届けまで、約10日ほどかかります。

好評姉妹書:
「人蕩し術(ひとたらしじゅつ)」
「得する人」

価格
10,290円(税込)
ご注文
会員の方
12,600円(税込)
初めての方

売れ筋書籍トップ10    書籍総合ご案内

書籍を、お送りできます。会員制度と割引価格について
日本経営合理化協会 出版局 TEL:03-3293-0041 






無能唱元 「盛運の気」冒頭より

盛運の気 冒頭より

第1章 支配する者、される者

 支配と服従私は現在のところ、年に50回前後の講演を各地で行っております。その聴衆の大半は、事業経営者か、あるいは会社幹部の重役さんたちです。 

 経営コンサルタントでもない私が、なみいる経営のベテランを前にして、人生成功術などに関してお喋りさせていただいているのですから、我ながら少々妙な気分になることもありますが、これも「心の時代」などとよばれる現代の風潮のせいでしょう。

 ところで、このお陰で、私は大勢の経営者に接することとなり、その結果、私の方もたくさんのことを、皆さんから学ばせてもらったのですが、それらのいくつかを、ここに紹介してみたいと思います。

 ある夏、山陰北陸路にある加賀温泉と、山陽神戸の近くにある有馬温泉、この二つの有名な温泉で行った講演が、私に少なからざる衝撃と教訓を与えてくれました。最初は加賀温泉で、あるチェーンストアの本部会社が各地のチェーン店を集めて研修会を開催し、その講師として私はそこに招かれたのです。

 ところで、その時の講演の演題は「人蕩術」というものでした。これは、「人たらし」つまり、人を自分の方に引きつけてしまう術、言い換えれば、自分に魅力を発揮させる秘訣という意味です。

 この時の講演は、我ながら、とてもうまくいったと思います。数百人の聴衆は熱狂し、講演が終わった後も、私にむかって口々に、「いやあ、すばらしいお話でした」とか、「目からウロコが落ちた思いです。今まで、私は全然反対の考え方をしていました」などと言ってくれたのです。私はおおいに気を良くしました。

 ところで、この聴衆のなかに、ある有名会社の専務さんがいまして、この人が、「ぜひ、私どもの会社で、この話をしていただけませんか?」と頼んできました。近いうちに、有馬温泉で、社の研修会があり、そこで講演してくれないか、と言うのです。幸い、私のスケジュールも空いていたので有り難く引き受けました。

 ところが、今度の聴衆はぜんぜん反応がないのです!ほとんどの聴衆は、うつらうつらと眠っているがごとくでした。こんなことはそれまでになかった経験です。前回と全く同じ話をして、しかも、両方とも温泉ホテルの広間で、前回は全員が熱狂し、今回は全員があくびをし、ほとんど私の話をうわの空で聞いているのです。

 私は焦り、冷や汗をかき、おおいに気分を悪くしました。「なぜこんなことが起きたのだろう?」講演後、私は考えこみました。そして、すぐその理由がわかったのです。いくつかの原因が他にあったかもしれませんが、その最大の理由は、「前回は経営者の集まりであり、後者は従業員の集まりだった」ということなのです。

 思い出してみれば、それまで、私がこの「人蕩術」について講演したのは、ほとんど経営者の皆さんの前だったのです。経営者にとって、人を引きつける魅力があるかないかは死活問題に関わるほどの重大事です

 いきおい彼はこの問題に対し真剣にならざるをえませんし、また少なからざる興味ももっております。だから私の「人たらしの術」はおおいに受けたのです。

 語呂合わせのようですが、カネはコネを通じてこちらへ入ってくるのであり、そのコネをつくる最大の武器は「その人の魅力」だからです。一方、従業員の求めるものは「安全」あるいは「安定」なのです。

 社員は身の安全にもっとも関心があり、コネづくりなどの作業は(大局的な意味においてのですが)社長にまかせ、そして、その社長の力に寄りかかり、彼に依存しております。

 もちろん、私は社員のすべてがそうであると極論するつもりはありません。個人差もありましょうし、会社の業種やまた発展的な会社と保守的な会社の差もありましょう。

 しかし、社会における経営者と従業員の力関係のあり方を、あるがままに見れば、この二者間の違いは容易に読み取れるはずです。

 考えてみれば、「人たらし」は、もう一歩進めば、「人たぶらかし」ともなりかねません。これはまた、社員を社長である自分の方へ引きつける秘密でもあるわけです。

 だとすれば、私の「人蕩術」は、昔の中国の韓非子の教えと同じく、それは一種の帝王学であり、臣下には秘密にしておかなければ、君主の座が危うくなるという、支配者のための術かもしれません。だから、社員たちが、私のこの講演に興味をおおいにもつということは、社長に対して、下剋上の気運さえ起こしかねないほどの活気があることを示していると言えましょう。

 いずれにせよ、その後の私は、講演依頼があった時、そして、その講演が「人蕩術」であった時は、必ず主催者側にこう質問してみることにしております。「聞き手の皆さんは、経営者でしょうか、あるいは社員の方でしょうか?」と。

 もし、聞き手のほとんどが社員である時は、演題を他のもの、たとえば、「深層意識アラヤ操縦術」などに変えてもらうのです。  …つづく


                                                                                                           

無能唱元 「盛運の気」 もくじ

第1章 支配する者、される者
支配と服従/加点主義と減点主義/昇進の階段を上がった時/支配者に必要な三つの能力/相反する利害関係/創造のエネルギー/経営者にとって一番必要なこと

第2章 お客の買うもの
お客は何を買うのか/人は感情で動く/時間と空間の縮小化/人と人の関係/時代錯誤のサービス/創造的満足感/安くて良い商品/甘えの行動/共同体という消費集団/スーパー企業家/快楽原則と喜び/まず自分の心の状態/従業員に与えるもの従業員から奪うもの/自己重要感と気

第3章 損と得のパワー法則
損と得/損と得のパワー法則/帰り矢現象/散銭/施は少額でも良い/愛憎もまた同じ/所有者なき愛/鈍するという意味/貧すれば鈍する/愛する人を苦しめるな/ギャンブルの場合/女に入れあげたとき/金儲けに夢中になったとき/狂信的になったとき/主義に殉じたとき答えは自分の内にある

第4章 気とは何か
気の働き/三つの気/第三の力/気が発生するとき/外と内へむかう意識/ロゴスとカオス/二つの意識の中心点気を充足するには/元気のある人/二つの事業部/気の衰え気を育てる外境/気が増大する逆境の力/念を運ぶ気/気を吸いとる人/気を奪いかえす人

第5章 心の勢い
自分の意識を見張る/心が平和なとき/未来も過去も持ち込まない/今の心問題が消える/ゼロの境地/平和は今のみにある/あきらめ身を捨ててこそ/競争と生気エネルギー/自我の働き/自我の退場転化/シンプルライフ/一休み意識の常駐する場所/陽因陽果陽気なだけでは困りもの/いかにして陽を選択しえるか/心の主人となる

第6章 先達の叡知
禅の公案/「碧巌録」とは/空の体得でえられる三つの力/空の心境/俺の足を洗わせてやる/自ら悟る/人間の分別/「迷い」と「悟り」日日是好日/幸福な人生をつくる秘訣/不生禅とは不生の力/盤珪禅師の説法/身びいきなければ/聴衆の質問に答えて/人間の本性/不生の教え

第7章 成功する心の用い方
幻と実体/解脱の意味/悩みの正体/幻想に気づく/幸福感を把握できる人/戯れ去り戯れ来たる/成功する心の用い方/欲望の強さ(欣求)強く願う(縁起)/勝機をつかむ(拙速)/大望に対する態度(窺測)/幸福の一要因(楽観)/人の幻想を育てる(与慶)/成功の力(禅定)ことの固然/坐忘/生の意味/心と思考経営者の器量/企業における慈悲

第8章 いきいきと楽しく
生きること生かされること/対症療法としての健康法/刺激と鍛錬/無駄の役割/時間の豊かさ/評価への期待/遁走か守備か/日和見主義の効用/二辺往来と右往左往/背高アワダチ草の攻防/進化への警告/意識の変革/ゆるやかな進歩/いかに生きるべきか/著者紹介


著者/無能唱元氏について
 誰もがもっている「気」と潜在意識「アラヤ識」を活用し、自分の思い描く夢を実現し、健康で幸福な人生を確実に創りだす方法を指導する異色の師。 

 「おかげで、年来の夢がついに実現した」、「魅力あふれる顔になってきたとよく言われる」、師はいつも、陽気な人生の成功者たちに、囲まれている。

 15年間の参禅修業中に、「自分の人生の成功や幸福はすべて自分の気と潜在意識が創りだすもの」という悟りを得て、飛騨の円空庵禅通寺小倉賢堂師より「唱元」の法名を授かる。

 その後、数多くの仏典や西洋哲学、心理学を学び、「気・エネルギー」「アラヤ識」の活用という、これまでにない独自の願望達成法を完成、全国の説法会を通じて悩み多い人々に、一宗教を超えた「積極的で成功する生き方」を指導。

 特に経営者層に人気が高く、人生哲学、リーダー学の師として敬愛される存在である。現在、唯心円成会を主宰、主な著書に「新説阿頼耶識縁起」「人蕩術奥義」「人を動かす五大本能の魔力」「強くなる瞑想法」「得する人」「楽する人」他多数。昭和14年、長野市生れ。



価格
10,290円(税込)
ご注文
会員の方
12,600円(税込)
初めての方