社長のための「売れる高級品」開発塾 01号

『売れる高級品』の謎を解く。

−今までの常識を覆す新しい消費時代の、新しい開発の視点−

 これからの時代に売れる商品開発を行なうに当たって、今までになかった新しい消費現象を見逃しては成功は覚束きません。

『高級品が売れる』現象がそれです。

 高級品というと一部の富裕層が対象の贅沢品という促え方をしますが、ここで言う「高級品」の意味は、日頃馴染みのあるカテゴリー商品の中で、値段が数段高い商品のことを示しています。

 デフレの時代にもかかわらず、あらゆる分野でワンランク上の高級品が廉価商品よりも多く売れています。ちょっと前までは、100円が主流だったコンビニの“おにぎり”が今は180円の商品が人気?1になっています。

 この消費不況の時代に、1.8倍もの値段の“おにぎり”の方が沢山売れている現象こそが正しくそれです。

 最近よく耳にする「プチ贅沢」とかいう言葉で表現される消費現象です。この現象は、食の世界だけでなくあらゆる業界で同様に起きています。

 今までになかった新しい消費パターンが生まれるということは、開発の視点からすると新しいチャンスが生まれているということになります。また、消費不況だから「安くないと売れない」と考えていた企業側にとっては、高付加価値商品が良く売れるということは、喜ばしい傾向でもあります。

 但し、消費者は以前にも増して厳しい目で商品を評価し、吟味してからモノを買うようになっていますので、中途半端では評価されないことを念頭において新しい商品開発、ビジネス開発に取り組む必要があります。

 高度化する消費構造の中で起きている現象の一つ『高級品が売れる』の具体例、参考例をシリーズで示しながら、売れている要因を分析、検証し、新しい消費者ニーズの把握、新しいビジネス、商品開発のヒントをこの開発塾を通して提供いたします。

 この新しい現象は、単に商品開発のヒントにとどまらず、市場への導入、販売促進の進め方にも大きく影響しますので、新しい消費現象に対応する新しいマーケティングの手法も併せて解説いたします。

  『売れる高級品』の謎を解くことにより同時に今まで通りに平均的消費者に向けて同じようにものを売っていても業績向上が期待できないことも明確化され、現業の見直しの重要性が明らかになります。また、高級品が売れる傾向と同時に、二極化が更に進みとことん安く売られる商品が、大量消費につながる現象も理解できます。

 出来るだけ異なった業界の、異なった事例をご紹介し、いろいろな角度から分析、検証しながら皆様の開発に役立つ情報を提供させていただきますので、乞うご期待ください。

内海悟



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