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あぁ、マーケターの思い違い!? |
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ワクワク、ドキドキがなければつまらない! 先日、北関東で有名な川下りを体験した。 川の際には、旅館が立ち並び、川の流れもどんよりしていて、景色がいいわけでもなければ、ワクワク、ドキドキ感もまったくない。 京都の保津川下りは、嵐山に到着するが、終着間際にエンジンをつんだ船がおでんやらビールやら売りにきて、それはそれで楽しめる。終着地点の嵐山はどんな季節に行っても美しい。それに乗務員の方々がサービス精神旺盛なので、トークだけで楽しませてもくれる。 しかし、北関東のそれにはそういった配慮は一切ない。ただ、たんたんと川をくだったあと到着したのはおみやげ屋。30分ほどまたされてから送迎バスがきた。その理由は待っている間に買い物をしろということらしい。 ワクワク、ドキドキ感がまったくない、ホスピタリティーも一切感じられない、どんよりしたライン下りの途中。歳の頃は60歳。全身を上品なブランド物で固めたお金持ちのマダムが、幼い孫をつれた娘に対して、突然、大きな声で言った。 「私が、やりたいのはあれなの〜!」。 指差した先は、ヘルメットかぶってライフジャケットを身につけたラフティング軍団とカヌー軍団。その何人かは川にぷかぷか浮かんでいる。みんな大声で笑っている。 マダムはテレビで見たことがあるといっていた。ラフティングという言葉はご存知なかったが、「ああいう、もっとスリリングなのがいいのよ」とおっしゃっていた。 リピート率ほぼ100%のラフティングツアー というわけで、私が出かけた先は、徳島県、吉野川の大歩危。 テレビでは多いときで月収15万円。オフシーズンはお客さんがいないので収入がゼロになると紹介されていたが、なにしろ、家の目の前は見渡す限り山。車で10分程度で吉野川。借りている家は10個くらいお部屋があるのに家賃15000円なのでビンボー感はまったくない。 |
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この田村さん、もともと広島のご出身だが、吉野川の魅力にとりつかれて通っているうちに、移住なさったのだという。借家を借りるまでの間はテントで暮らしていたこともあるのだとか。 田村さんが大歩危に移住なさったのは10年ほど前だが、そのあとも、川の魅力にとりつかれて、都会からぞくぞくと若者が移住してきているそうだ。 吉野川の川岸には、東京・渋谷の東急ハンズの目の前にあるアウトドアショップ「モンベル」まであるのだからただの田舎ではないことがうかがえる。 |
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カヌーを教えていただいた吉野川は、国立公園でもあり、今までに見たことがないほどの絶景。川の両側には、2万年前の地層がむき出しになってそそりたつ。研究のために世界中の地層学者が訪れているそうだ。 留学したい人とラフティングしたいマダムの共通点 私、うえじゅんはカヌーだけでなく、こちらで生まれて初めて焚き火させていただいた。私は滋賀県・彦根市という家の回りはすべて田んぼという田舎で18歳まで過ごしたが、ボートに乗ったこともなければ、焚き火をしたこともない。アウトドアな遊びとはまったく無縁なインドア少女だったのだ。 紙を使うから細かい燃えカスがそこいら中に舞い続けるということを田村さんに教えていただいた。美しい炎を見ながら飲むと、東京中のどんなオシャレなバーより幸せな気分に浸れた。 「お客様は4歳から70代後半まで。特に最近増えているのが、50代、60代でお子さんの手が離れて、短期留学したいという女性からのご相談です」 このマダムたちが希望するメニューを一言でいうと「安全な猿岩石」なのだと平川さんはいう。 「中高年になると、人は渋く枯れる」というイメージを、若いマーケターたちは抱きがちだが、それは大きな間違いだと私は思う。 |
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■今回の自腹■ 素猿(スモンキー)カヌースクール費用 一日15000円×2=30000円
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うえじゅん |
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