社長ための“会社の真の姿”発見 28

スターバックス コーヒー ジャパン株式会社

〜新規出店増の反動〜

 今回は、スターバックス コーヒー ジャパン株式会社(以下 スターバックス)の分析を見てみましょう。

 スターバックス(Starbucks)は、1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開業した、世界規模で展開するコーヒーのチェーン店です。

 1986年に、エスプレッソをメイン商品としてテイクアウトと歩き飲みが可能なスタイル(シアトルスタイル)でのドリンク販売を初め、後に北米地区全土に広がったシアトルスタイルカフェ・ブームの火付け役となりました。

 現在、世界30カ国に展開しており、日本には1996年に第一号店を出店。ミルク入りコーヒーにもエスプレッソを使用する新鮮な味わい、近代的でおしゃれな雰囲気の店舗や、店内禁煙制の導入、オープンテラスの併設などから人気を集め、日本でカフェブームが起こるきっかけとなりました。

 店名の由来は、シアトル近くのレーニア山にあったスターボ (Starbo) 採掘場と、ハーマン・メルビルの小説『白鯨』に登場する一等航海士スターバック (Starbuck) の名から来ているそうです。



【総合評価】
【営業効率】
【資本効率】
【生産効率】
【資産効率】
【流動性】
【経常利益増加率】
【安全性】




2002年3月
2003年3月
2004年3月
2005年3月
2006年3月
【企業力総合評価】
(60以下は倒産)
123.89
81.00
104.42
118.86
123.52
増加総合評価 (1)
******
△42.89
23.42
14.44
4.66
改善か悪化か
******
悪化
改善
改善
改善
総合評価−60 (2)
63.89
21.00
44.42
58.86
63.52
悪化成り行き倍率
 (2)÷(1)
******
1
******
******
******
100−総合評価
△23.89
19.00
△4.42
△18.86
△23.52
改善成り行き倍率
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******
******
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 2003年の売上高は54,599百万円(前事業年度比14.8%増)と、新規出店により増収を確保していました。

 しかし、一店舗あたりの平均売上高は依然として高水準ではあるものの、既存店売上の伸びを示す既存店増収率は、前年の開店景気の反動やブームの沈静化並びに自社競合等もあり、取引件数が前年同期比14%減、客単価が3%減となった結果、マイナス17%と厳しい状況となっています。

 その影響で、2003年に総合評価を43ポイント落とし、ヒヤリとした状況になっています。

 損益ついては、平均仕入レートが、前事業年度1ドル105円から当事業年度133円へと上昇したこと等により売上原価率が30.1%(前事業年度比1.0ポイント増)となったことや、1店舗当たりの売上が減少したことによる賃借料等の固定費負担が増加したこと等により、営業損失134百万円(前事業年度は営業利益1,530百万円)、経常損失は168百万円(前事業年度は経常利益1,633百万円)となりました。

 さらに、特別損失として、店舗等の閉鎖に伴う損失や新POSシステム導入に伴うソフトウェア除却損、内規の整備に伴う役員退職慰労引当金の過年度繰入額を計上したことにより、2003年の当期純損失は454百万円(前事業年度は当期純利益735百万円)となっています。



 株式会社ドトールコーヒー(0603 個別)のSPLENDID21分析は以下のとおりです。比較することにより、類似の業態をとっていても、経営状況は、業態とは関係なく、改善・悪化するものであることがよく理解できます。

【総合評価】
【営業効率】
【資本効率】
【生産効率】
【資産効率】
【流動性】
【経常利益増加率】
【安全性】


経営コンサルタント 山本一博

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SPLENDID21については
http://www.sp-21.com



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