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この数字は、2007年度上半期の「楽天市場」と「楽天ブックス」の流通(売上)総額である。前年同期の約30%アップで、デパート業界で比較すると、6位の丸井を上回る金額だ。 購入層も、20代から30、40代へと広がりがあり、売れ筋商品も従来の食品中心から、アパレルをはじめ、雑貨、化粧品へと多様化している。 創業以来10年間で、金融部門も含めると、1兆円経済圏を創出した楽天だが、その通販型売上ともいうべき数字は、通期換算で5000億円を突破したことになる。 もし、楽天を“通販会社”と位置付ければ、これは売上高3000億円前後がトップの通販業界において、一躍トップに躍り出る数字である。 通販とは「売り方」の一つであり、厳密には業界を意味するわけではない。しかし、楽天のこの数字は、購入手段において、特にネット通販が市場をけん引し、当たり前の売り方にしたことが大きいのではなかろうか。私が三木谷社長と出会った1997年の創業当時は、出店舗はわずか13店舗であった。 ちなみに、コンビニの最大手であるセブンイレブンは1973年の初出店から34年間で、現在の売上高約2兆5千億円。 それと比較して、この楽天の急成長は、驚異的だと言える。店舗を持たない通販だからこそ、こうした大飛躍が実現できるのだ。各社、追随して欲しい。 |
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白川博司 |
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