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クリスマス商戦が近づいている。米国では、日本以上にクリスマス商戦の比重が大きく、年間総売上の半分を占めているといっても過言ではない。先月、N.Y.を訪れたのだが、いかに消費者を獲得するか、各社、趣向を凝らしていた。 そんな激戦の中、成長路線を突き進んでいる企業がある。米国ユニクロである。高級路線の布石とされたバーニーズ買収の失敗と、スタートこそ失敗したものの、その後、2年目から黒字化、3年目以降も維持している。 米国ユニクロ成長の要因の一つとして、カタログ通販が挙げられる。郵便料金値上げや原紙価格上昇等、カタログ通販を取り巻く環境は、日本以上に厳しい。しかし米国ではこの1年、小売大手各社の“カタログ回帰”現象が起きている。それはなぜか…。 米国ユニクロ店頭でも、以前はなかった通販カタログが、うず高く積み上げられている。カタログ掲載点数の倍増、看板商品のリバイバル化、そしてネット注文で店舗受け取りの場合は割引価格を適用…等、店舗+カタログ販売+インターネットといったツールを複合化したマルチ戦略(マルチチャネル化)を積極的に展開しているからだ。それが米国ユニクロの成長を支えているのだ。 もう一度、探してみて欲しい。工場内に売店を作る、店頭で通販DMを配布する…。使えるツールは全て使い、マルチ戦略を心がける。その戦略こそ売上最大化に直結すると私は考えている。そして事実、米国ユニクロはそれを体現してくれている。
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白川博司 |
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