社長のための“儲かる通販”戦略視点 4
SHIRAKAWA'S EYE Vol.4-------

「LOHAS(ロハス)」層を掴め


 新聞や雑誌で「LOHAS(ロハス)」という言葉をよく見かけるようになった。
アメリカ生まれのこの言葉の定義を簡単にいえば、「健康や地球環境を意識したライフスタイル」ということで、世界的な流行語になっている。

 このロハス、通信販売戦略を考える上で、これからの重要なキーワードの一つだ。すでにロハスを志向した商品開発やイベントは目白押しで、今後も増加傾向にある。昨年度のロハスマーケットの売上金額は2兆円を超える勢いで、今後10年で10倍の20兆円くらいまで市場拡大が見込まれている。

 日本におけるロハスは、実に面白い面も持ち合わせている。それは、「自分の快適さを優先させた上で、地球環境にも配慮する」、「健康に気を遣うが、玄米や野菜だけでなく、おいしいものを食べる」といった、自分のこだわりとしての「エゴ」と「エコ」の両方が内在しているという点だ。こういった身勝手とも言えるロハスの概念は、顧客中心主義の通信販売に非常にフィットする。

 ロハス型通販は、衣・食・住だけに留まらず、一つのライフスタイルとして大きく捉えるべきだ。商品コンセプトや会社のポリシーをより一層明確にし、独自の商品憲法を掲げるようにして、この層を狙って欲しい。商品に対する厳しい基準を持ちつつも、上昇志向で購買意欲の高いロハス層は、今後の通販の牽引役となることは間違いない。

白川博司


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