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人々に関心の薄い業界の方が、ブランドをつくれる |
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●キッザニアというテーマパーク キッザニアとは1999年にメキシコで誕生した仕事をテーマにしたテーマパークで、子供たちが好きな仕事にチャレンジし、遊びながら社会の仕組みを知ることができる場所です。日本では、ららぽーと豊洲に誕生しました。 キッザニアのアクティビティは、4歳から12歳までを対象にしており、参加できるのは子供だけです。 混雑を避けるため1部と2部の完全入れ替え制を取り、誘拐などの防犯対策上から入場時のグループ全員が揃っていないと、退場することはできない仕組みにしています。 仕事のパビリオンとしては、飛行機(航空会社)、食品開発センター(食品メーカー)、火災現場(消防)、カーディーラー(自動車・カー用品)、銀行、病院など45のパビリオンに企業が協賛し、レストランなどのショップが併設されています。 平日にもかかわらず、私が訪れた時にも大勢の母親と子供たちが列をなしていました。 ● 仕事を面白くするのが、企業のブランド力 大人たちと違い、子供たちが関心を持つ仕事は、実際の業務では地味に見えるパビリオンです。ここで気付いたことがあります。 大手企業によりその業界のイメージが形成されているところと違い、多くの人が詳しく知らない業界や関心の薄い業界でなら、企業のブランド力は高め易いという点です。 例えばオフィスビルの清掃やメンテナンスを行う業界、大工さんが活躍する工務店業界、セメント業界、バイク便業界などは、人々に馴染みがあるのですが、業界に対する関心はあまり高くありません。 こうした業界にあって、独自の価値を生み出し、広く社会に知られるように工夫すれば、恐らく業界でNO.1の評価を獲得することができます。 競合他社がブランドとは縁がないと思い込んでいる業界ほど、ブランド力を発揮することが可能です。かつて喫茶店という業態では、ブランドどころか人材採用にも困る時代がありました。 ところがスターバックスなら働きたい若者は大勢います。TOTOやINAXと聞いて、便器をつくっている企業だと想起する人は少なくなりました。下着の業界で、ワコールは世界にその名が知られています。 業界のしきたりや商慣習、既存のビジネスモデルや商品開発、そして販路まで、従来通りの方法では、生活者は関心を持ってはくれません。 しかし |
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酒井光雄 |
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