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経営者が馬脚をあらわす時 |
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| ●経営者に必要な物腰と立居振る舞い 商工会議所などの経済団体に経営者のジュニアが加入すると、遊びばかり覚えてしまい、困るという話を耳にします。遊びは人に余裕を与える効果がありますが、間違った遊びは身を滅ぼすことにも繋がります。 事業を多角化して急成長した企業の経営者と、以前あるパーティで会話した時のことです。雑談の中でロシアの女性がいるお店の話になり、その話を聞いて妙な胸騒ぎがしました。 半年ほどして、この企業は倒産してしまいました。予感が的中して、残念に思ったのはこれが初めてです。同じ経営者として、あってはならない事態だからです。 身を滅ぼす遊びもあれば、身を助ける遊びもあります。 フォーシーズンズやザ・リッツカールトンといったハイエンドホテルには、優秀なコンシェルジュがいて、ビジネスでもプライベートでも力になってくれます。 1泊2日の国内出張と違い、海外に出掛ける際は長期にわたりホテルに滞在する必要が出てきます。ビジネスで商談をする際、相手先企業に出向くこともあれば、先方がホテルに来てくれることもあります。こうした時、クラブフロア(エグゼクティブフロアなどと呼ぶこともあります)に宿泊していると、クラブ専用のラウンジが利用できるのでとても便利です。 また会食をする際には、ホテル内レストランなら商談に最適の席を用意してくれ、メートル・ド・テルと呼ばれるレストランの責任者と打ち合わせをしてくれます。初めて利用するホテルでもこうして厚遇を受けることができ、さらに取引先をも驚かせる高度なもてなしを受けることが可能です。 街にあるなかなか予約が取れない人気のレストランも、コンシェルジュ経由だと押さえることが可能なことも多いのです。これはプライベートで利用する際にも同様で、知っておくと家族から尊敬されます。 ●何に投資しているか? 私が5つ星ホテルを利用する理由は、観察するのにこれ以上最適な場所はないからです。人の能力に依存して見えるこの世界も、その裏では高度な人材採用モデルを採用し、顧客と面識がなくても社員なら誰でも高度なサービスが提供できるゲストヒストリーを、データベースとして構築しています。 料飲部門では顧客が喜びながら少しでも顧客単価を向上する工夫があり、ドアマンはタクシーから降りる顧客が1万円札しか持ち合わせていないことを想定して、両替用の千円札をポケットに忍ばせています。 海外でもこうした場所で厚遇を受けられる顧客とは、ホテルの利用方法を熟知し、場合によってはオペレーションの裏側まで知った上で利用しています。 何故そんなことまでするのでしょうか?それは自分が快適な時間を過ごすと共に、企業の持つ高度なノウハウまでその場で入手できるからです。 ●日本の経営者であることを世界に誇れる人 無駄な経費を使う必要はありません。しかし経営者が安価なビジネスホテルの利用経験しかないとしたら、海外からのお取引先をもてなすことはかないません。海外に出掛けて商談や休暇を過ごす際も、厚遇を受けることは難しいと思います。 それは経験が少ないだけでなく、経営者として身につけ、知っておくべき知識が不足しているからです。チップを貰わないと生活に支障の出る部門のホテルやレストランのスタッフが、日本のホテルと同様に考えて何も渡さなければ、そのヒトは厚遇を受ける以前の顧客だと判断されてしまいます。 あなたご自身に必要性がなくても、後継者や幹部、若手社員や秘書には、どうか最低限の知識だけは提供してください。あなたの知らないところで、確実に国際化は進んでいるのですから。そしてこうした知識が必要だと感じたら、「5つ星ホテルで厚遇を受ける秘訣」(http://www.b-gate.co.jp/)というDVDをご覧ください。 経営者の価値作り・・・紳士的な対応が取れる人なら、世界中でVIPのもてなしは受けられます。ホテルのサービスを云々する前に、自分自身がその場所のブランド価値を高める顧客であるかどうかを、考えてみて欲しいと思います。 |
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酒井光雄 |
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