社長のための “価値づくり” 104号

ブランド力を高めるパブリシティの方法 その9


●自社に関連する情報を定期的にネットサーフィンする

 メディアによく紹介される企業は、自社と自社商品に関するネット検索を欠かさず行っています。
 ジャーナリストが記事や番組をつくる際に、今はまずネットで検索しますから、ネット上にどれだけ情報があるかがとても重要です。

 全く業種の異なる企業のHPや、個人のブログなどに、自社商品が紹介されているケースがあります。
 好意で掲載してもらった訳ですから、そのままにせず、御礼の手紙やメールと共に、試供品などをお届けすれば、先方の好意度はさらに高まります。

 過日、落語家の笑福亭鶴瓶さんが、ある企業の商品を好きだとテレビでコメントしたところ、その企業から商品と手紙が届けられたので、御礼の電話を入れたと、別の番組で仰っていました。
 こうした思わぬファンのコメントや推奨は、どんな広告にも優る力を発揮することがあります。


● 自社に「報道官」を育てる

 検索社会だからこそ、企業には社内の情報を取り仕切り、正しい情報を適切にメディアに届ける報道官が必要だと思います。
 大企業には広報部と呼ばれる部署があり、ここで自社に関する問い合わせやジャーナリストとの打ち合わせ、情報内容の校正を取り仕切っています

 広報部門があるから、ジャーナリストからの問い合わせにも素早く対応できますし、報道される際にも、効果的な情報を提供できます。広告に大規模な予算が捻出できない企業ほど、広報部が必要だと思います。
 部門が難しいなら、せめて専任の担当者を育てて、自社の広報活動を効果的に行えるようにしてください。

 何も準備せず場当たりで対応していては、効果的にメディアで紹介されることはありませんし、報道内容が逆効果になるケースもあります。
 ジャーナリストが取材に来る前に、社内で専門の報道官を育てておくことが、広報活動を効果的に行う力になり、報道の連鎖を生み出すことにつながります。


経営者の価値作り・・・ブランド価値を高める経営者は、社内に報道官を用意し、自社の報道が連鎖するように広報活動を実践する。




酒井光雄




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