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社長のための資金調達・銀行対策の実務 91号 |
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中小企業を取り巻くファンドと企業再生 |
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毎日のように、日経新聞などで、「ファンド」という文字が出て来ております。この多くが、買収・企業再生型のファンドです。 企業再生型ファンドのシナリオは、既存の株主から株式を買収するために、多数の出資者から資金を募ります。 そして収益のでる企業へと生まれ変わるために、外科的な事業改善を施し、短期間で経営のスピ−ドと効率を格段に向上させ、企業の価値を高めるのです。出資者は、企業価値の高まったところで、株式を売り、収益を得ております。 一般的には、知名度がそこそこある企業のファンドと思ってください。 そのほかに、独立系や外資系といったファンド会社が、不動産を運用するタイプのファンドやベンチャ−企業を支援する官民組成ファンド…など、いろいろなタイプのファンドが出て来ております。 私はこの状況を、かつての不動産バブルに匹敵する、ファンドバブルと呼んでおります。 それでは、中小企業の事業再生を考えた場合に使えるファンドを紹介いたしましょう。 1:地域中小企業再生ファンド 国の中小企業基盤整備機構が出資する「中小企業等投資事業有限責任組合」 2.民間の金融機関が提携先と組成する支援ファンド ファンド形式をとり投資。 融資に近い私募債を引き受けるものもある。 3.中小企業の問題貸付債権をファンドを設立して売却するもの 代表的なものに、UFJ 銀行がメリルリンチと共同設立した「ジエネシス・フアンド」があります。 何度もいっておりますが、金融機関が中小企業の「再生」を考える場合、営業利益が黒字かどうかで判断いたします。 そうでないと、不採算で存続が難しい企業と判断され、支援でなく企業整理の方向で考えられますので、十分に意識して下さい。 ですから、事業計画等を練る場合も営業利益がでる方向で、再構築してください。
大久保直之 |
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