社長のための資金調達・銀行対策の実務 68

 「無担保で2億円まで」

  

 全国で、保証協会が発行額の90%を保証する特定社債保証が一般化しています。

特に無担保で保証付き、2億円まで(発行額で2億2千万円)の調達に利用するのが、中小企業にとって使い勝手がよろしかと思います。

 但し、保証の要件や適債基準がクリア−されることが条件です。

メリットとして 

●期間は2年〜7年間の年単位で、期間中返済することなし(満期一括償還)

●利払いは6ヶ月毎の後払い

●適債基準クリア−型なので優良企業と評価


保証の要件

●株式会社のみ

●「運転資金」又は「設備資金」

●1回の最低発行額5,000万円 (最高発行限度額 5億円)

●保証期間2年〜7年(1年単位)

●適債基準


項目基準 充足要件

● 純資産額 3億円以上 必須要件

●自己資本比率 15%以上 ストック要件(1つ以上充足)

●純資産倍率 1.5倍以上

● 使用総資本事業利益率 5%以上 フロ−要件(1つ以上充足)

●インタレスト・カバレッジ・レシオ 1.0倍以上

●純資産額=資本の額(資本金を含む)

●自己資本率=資本の額(資本金を含む)÷(資本の額(資本金含金む)+負債の額)×100

●純資産倍率=資本の額(資本金を含む)÷資本金

●使用総資本事業利益率=(営業利益+受取利息・受取配当金)÷資産の額×100

●インタレスト・カバレット・レシオ=(営業利益+受取利息・受取配当金)÷(支払利息+割引料)

※社債発行まで最低でも1ヶ月間以上はかかります。                時間の余裕を持ち、窓口となります取引金融機関と打ち合わせをして下さい。

 日本経営合理化協会で、セミナーを行う事になりました。いつもは、100名前後での講演となりますが、今回は、少人数限定でなるべくコト細かくお話し、簡単な実務指導も考えております。

今回の特定社債の利用基準もそうですが、事業の売上・利益目標をたてるだけではなく、自社の財務目標を明確に立てますと、資金に置いて随分と自由が利く時代になっています。

売れる商品も、マーケティングも、人事も、市場も変わりました。もちろん銀行も変わっています。ぜひ、新たな時代にあわせた資金戦略をおとり下さい。

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日本経営合理化協会 出版局 TEL:03-3293-0041 
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