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社長のための銀行対策の実務 266号 |
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春セミナー 質問・回答篇 |
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先日の、大阪&東京において開催しました「平成20年春の緊急銀行対策セミナー」へは、多数ご参加下さいまして、大変ありがとうございました。おかげさまで、春・秋恒例となりました今回のセミナーも、盛会にて終了できました。 さて、その際ご参加いただきました企業の方々より、現実的なご質問やご意見を多数いただきましたので、このコーナーでも最新の情報としてお伝えしてまいります。 まず、貸し出し金利についての質問が大変多くございました。 1:当社の短期金利は、現状、銀行が言うほど、本当に最優遇なのか? 2:他社の貸し出し金利とずいぶん異なっていて低いのだが、次の段階はどういうことを言ってくるのか、とても気にかかるのだが… 3:どう見ても、一行だけ長期金利が高すぎるので、見直してほしいと以前より申し出ているが、ずっとそのままの状態で改善されない。 4:基準金利とかで、このところ短期資金の新規実行の際、上げてきた。メインの取引行が上げたら、ここ3ヶ月で他行も上げようとしてきた。 5:長期設備資金の借入金利を、変動金利を選ぶか固定金利にすべきか、迷っている。 6:関連会社の業績のことをいつも言われ、合算の信用格付で、貸し出し金利は下げられないと言われている… 7:金利が上がっている時期でないのに、貸し出し金利を上げようとしてくる銀行がある! 8:複数の与信行と取引していると、表面の貸し出し金利だけでないことが分かってきた。 9:長期資金を政府系金融機関から借り入れるのに、現在の金利はどうか? 等々ございました。 1:特に短期貸し出し金利は、一般的には、短期プライムレートとの比較です。銀行ごとにより異なりますが、現状、年利1.875%以下であれば、低いです。 2:特に短期貸し出し金利は、貴社への取引戦略的に、大手銀行などは使います。東京銀行間取引金利をもとに、スプレッドをのせますと、年利1.1%前後も実行されております。必ず銀行は、次の取引拡大策を考えています。それをまず読み取ることです。 3:実効金利で、銀行は判断しています。プラス信用格付にもよります。借入残高の問題もあり、一方では、金融機関側の個別事情もあるケースもあります。よく分析してからの対応がベターです。 4:できることなら、貴社との理論上の基準金利まで、貸し出し金利を上げたいと考えますので、安易な合意は、全行上がるケースが出てきます。とくにメイン行金利! 気をつけて下さい。 5:借入総額にもよりますし、貴社の考えにもよります。現状、長期プライムレートの年利2.1%プラス0.5%前後の固定金利であれば、良いところです。変動では、今はもちろん低いです。とにかく業績の良いところへは、銀行取引競争原理がはたらきます。コアメイン取引行とトラブルなき程度に使うことです。 6:特に関連会社に資金が流れていたり、関連の業績が芳しくないと、いずれ起こる課題です。経営改善計画書など具体策が必要となります。 7:理由があります。特に、業績低迷、取引振り、信用格付、力関係です。上がらざる理由がありましても、小刻み段階的にすべきです。 8:表面貸し出し金利だけではありません。実効金利…何と申しましても面倒見です! 9:特に、超長期資金の借入には、政府系金融機関の特別貸付制度の固定金利を検討すべきです。金利も特別扱いのものもありますし、未だ、高すぎるという時ではございません。
資金コンサルタント 大久保直之
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