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社長のための銀行対策の実務 259号 |
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銀行借入調達の留意点 |
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平成19年末より年が明けてからの、米サブプライムローンの影響による「株価下落」・「ガソリンの値上げ」……等々、日本経済にも暗い影を落としています。詳細はご承知の通りですが、「業種」・「地域」によっては、不況による影響を大変受けています。 さて、メガバンクの「いわゆるビジネスローン」の取組につきましては、無担保のスコアリング商品の位置づけで、昨年9月頃までは、信用リスクを金利で調整しながらも積極的に対応して下さっていました。無担保で代表者のみの連帯保証という手軽さもあり、日本全国で広がりました。メガバンク3行からビジネスローンのみの融資を受けている中小企業もよく見かけられますし、ビジネスローンの最大額も1億円まで拡大した銀行もあって、一見プロパー融資と間違えるような融資実行金額が無担保で実行されています。 ところが、近時この商品のデフォルトが急速に高まりました。 そこで、メガバンク各行は、現在、新規融資には特に慎重な姿勢になっています。 業績も好調な企業へは、今の時期、信用格付を行った上で、プロパー融資に切り替え、積極的に対応してくれますので、ほとんど困るという例はありません。 しかしながら、業績も厳しくなっていて、資金繰りも厳しい企業へは、なかなか難しい対応を迫ってきています。 例えば、貸付金利8%なんていう例も出てきて、実質的に貸し渋り時と同じ状況となってしまっています。 この商品群は、ファンドの考え方と同じように、「ビジネスローン」の中でのデフォルト率をリスクとして、貸出金利等に反映させていますので、そのような形であらわれてしまいます。 もちろん銀行側の説明は、「出したいのですが貸付実行はできない……」という回答で戻ってきてしまいます。 当面はこのような取組姿勢が続きますので、業況が厳しい中小企業としましては、6ヶ月前までのように、「安易に、メガバンクのビジネスローンでの資金調達は難しい!」と、とらえていただき、時間がかかっても他の調達方法を考えることが必要な時です。
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