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社長のための銀行対策の実務 230号 |
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最近の中小企業金融の流れより |
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最近、新しい取組をしようとする既存の中小企業が、地域の大学との共同研究や商品開発へ向けての協調等を行う、いわゆる産学連携が増えてきています。 特に当方が耳にするのは、「工作機械の製造や改良」・「金属等の加工改良方式」・「バイオ関連」・「食品関連での新商品開発」……各々、高度の専門的知識や理論等も必須であるところから、以前に比較して取り組みやすい環境下にあります。 特に最近では、大学側も国公私立を問わずに、地元・地域の中小企業と、実際の技術開発や商品開発に取り組むことに、積極的に参画しています。 特に地元の大学と貴社が連携できるような分野が少しでもあると考えるなら、一度は調べてみることを、是非おすすめいたします。 金融機関側から見ると、最近もっとも積極的な動きをしているのは、「商工中金」です。商工中金は、いわゆる中小企業と大学との、産学連携事業への融資に積極的に関与しています。 どちらかというと、地域の大学等の学内の技術を利用したい企業とのマッチングを入り口としているようです。(どうしても製造技術分野が多くなりますが……) 流れのとらえ方としては、現在、過度に不動産担保や連帯保証人に偏らない融資の取組という流れが大きくありまして、特に商工中金は、いわゆる「動産担保融資」(商品・在庫)での先鞭をつけています。 その次の課題として、「企業評価」「事業評価」のなかで、例えば「特許権」の評価や「ブランド」・「ノウハウ」等の評価があります。 商工中金等は、地域金融機関とも連携して、このような「ノウハウ」・「技術力」等も評価できる仕組みを作り、融資対応しているところです。 商工中金とお取引がある中小企業は、ぜひ新対応の融資の取組方針や実状などをお聞きになることをおすすめいたします。 また農林中金は、これまでのノウハウを提供して、農業生産物の開発や食品加工技術評価や関与を地域金融機関ともすすめています。こんな観点から、お取引の地方銀行とたまにはお話ししてみることもよろしいかと考えます。
資金コンサルタント 大久保直之
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