社長のための銀行対策の実務 177号

「平成18年度の重点、中小企業施策と融資
〜担保や保証なしで資金を借りたい〜

 平成18年度も、はや3カ月が終了しようとしています。「保証協会付融資の保証料率の段階化」・「新しい会社法」のスタート等、従来とは大きく変わった制度や仕組みが走り出しました。

 さて、中小企業向きの支援策は、毎年度「中小企業支援策」として中小企業庁が主管しており、その利用ガイドブックも発行されています。
 また、中小企業庁のホームページ http://www.chusho.meti.go.jp からも詳細が分かります。

 ところで平成18年度の重要項目は、

  1.基盤技術を担う中小企業への支援
  2.中小企業の人材確保・育成支援
  3.地域の中小企業活発化
  4.中小企業金融の多様化・円滑化
  5.商店街・中心市街地活性化の重点化

の5項目となっています。とりわけ4の中小企業金融の多様化・円滑化は最近の中小企業にとっては、大変注目されるところでありまして、「不動産担保や保証人に過度に依存しない融資の推進」という取り組みで注目されており、いわゆる民間金融機関へもこの流れが進んでいる現況です。

 さて今回は、

 「担保の全部または一部を不要とする融資制度」

がありますので、そのご案内をします。

 中小公庫や商工中金の特別貸付の対象となれる中小企業であれば、無担保特例(8000万円まで)や、担保提供の免除特例(一資金あたり貸付額の75%、最大1億2000万円まで)を受けられるものがあります。

 また、若干貸付利率はアップいたしますが、経営者が信頼できる方であれば、経営者本人の個人保証も不要となる融資制度が走っていますので、一度ご確認下さい。

  上記、中小企業庁ホームページより、「中小企業施策利用ガイドブック」
  をみて施策分野別で探すとすぐ見つかります。

資金コンサルタント 大久保直之


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