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社長のための銀行対策の実務 166号 |
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「借り渋りを利用した銀行取引改善」 |
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最近の中小企業への開拓・取引推進については、メガバンクの中小企業向け営業店舗の新設等もあり、「そこそこの中小企業はとりあい……」の状態のエリアも出てきています。 結論から申し上げますと、現実の中小企業の与信取引においての、最新の入り口手法・商品は、 1.短期(1年未満)の優遇レートによる貸出 に結局は落ち着いています。 そこでこれからは「自社の方針とのかねあい」です。貸し渋りの時代には訪問してこなかった金融機関が、現状は取引を求めて来訪しているわけです。 考え方の基本は、 1.政府系金融機関は1行のみとなる そこで一般的には、新規与信行であれば、1行程度を加えることが絶好のチャンスである時ともいえます。 例えば、「1%以下の金利で1年間の短期貸付を無担保で調達することにより」、他の金融機関の短期借入金の金利を下げることや、既存取引行との交渉を有利に進めることが可能になるケースも多いものです。 とにかく1つの取引が開始したら、急に静かになってしまったというケースもまた否定できない事実であります。思うように取引が深耕していかないのであれば、当然それ相応の対応時間がかかりますので、ゆっくりと対応していけばよいと考えます。(常に今回は借り渋り対応!をお忘れなく) また一生懸命やってくれそうな金融機関であれば、段階をおって次の相談をしてみることがよろしいと考えます。 例えば、「当社の財務分析と、金融機関としての意向や意見を聞かせてほしい……」というのでもよろしいと思いますし、「○○○を当社は改善したいので、何か良い方法を具体的に示してほしい」ということでもよいと思います。 今の時期は、来社する金融機関を上手に利用・協力を求める時代に入っています。まさに中小企業側から取引ができる、選べる時代に入りました。 資金コンサルタント 大久保直之
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