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西嶋和夫の「社長のための坐禅入門」 11号 |
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「考え事をしてはいけない?」 |
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(読者からの質問)
座禅には以前から興味を持っており、いつかは実行したいと思っておりましたが、公案とか警策とか、始める前にイヤになってしまう言葉に引っかかり、こ れまでは何もしておりませんでした。 しかし、それらに対しての西嶋先生のお考えをうかがい、やる気が出ました。そして、早速、坐蒲を購入し、座り始めました。 そこで、一つ教えて頂きたいことがございます。 西嶋先生は座禅は考えることではなく、ただ座ることとおっしゃっておられますが、考え事をしてはいけないということでしょうか。 質問の意味は、考え事をしてしまうことが多い場合は、考え事をしないような努力をするべきなのか、そのまま放っておいていいものかということです。 (K.Yさん) (西嶋先生の回答) 坐禅の際に物事を考えてもよいのか、よくないのかという問題ですが、坐禅の際に物事を考えるのは、間違いであるといえます。 「ものを思うは憂いの始め」という言葉がありますが、物事を考えることがいつも楽しいこととはかぎりません。 物事を考えることが苦しみであるというような事態はいくらもあります。 そして、釈尊は物事を考えることが。いかに苦しいかという状況を経験されたところから、人間の幸せが、物事を考えることから離れ、外界からの刺激から自由になり、与えられた現在の瞬間において自分自身がやるべきことに専念することである事に気づきました。 そこで、釈尊は坐禅の修行を実行することにより、自律神経をバランスさせて、われわれが与えられた現在の瞬間における「行ない」に没入することが、人生の幸せであることに気づき、そのような修行をわれわれに対して勧められたということになります。 したがって、坐禅という修行法の本当の意味は、姿勢を正しくして、現在の瞬間における「行ない」の中に没入することであるといえます。 |
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《編集部から読者へお願い》
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| 西嶋先生の「社長のための坐禅入門」シリーズの10回目以降は、読者の方々から寄せられた質問に、西嶋先生がお答えする形をとります。 「坐禅のやり方」について、あるいは「佛教」についてのご質問がありましたら、何でも結構ですので、担当の岡田okada@jmca.netまでメールをお送りください。 採用させていただきました方には、西嶋先生の既刊書を1冊プレゼントいたします。 |
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