|
|
|||
|
「牛」 |
|||
| 皆さん、「牛」になれますか? レンジャー部隊は、「牛」になれるんです。 しかも、スゴク悲しい牛…。 レンジャーで「パルチ交渉」って呼ばれる、チョット愉快な?訓練があります。 名前の意味はもう忘れてしまったんです。 と言うより、思い出したくないような…。 山の中の一軒家の玄関先に2人1組で行きます。 教官からの命令を受けて… 教官は、ちょっと離れた所から双眼鏡で観察してる。チャンと任務を遂行できるかを…。 その命令とは、 「牛になりきって、2人で交尾している姿をしてこい!」 レンジャーっていうより、ナンジャーって感じ…。 でも、これホントなんです。 命令ですから、なんとか、2人で色々やって見る。 すると、教官が離れた所から、無線を使って 「似てない! もう一度!」 最初は恥ずかしいし、牛の交尾なんて見たことないし、全然出来ない。 それでも工夫して、色々やって見る。 うん、ヤッパリ思い出したくない…。 すると、また無線が… 「牛に見えない。ブタかな?」 ど、どう、違うんだろ? ホントはイジメ? それでも、何とか合格になると、すかさず次の指令が… 「大好きな彼女とヤッテル姿をしろ!」 エッ、このゴツいヤツと… マジで?! キモチワル…。 民家からいつ人が出てくるか分からない。 さっさとやって、OKもらって終わりたい… ヨシ、ヤルゾ!(で、ドッチが男だ……?) とにかくヤル。やってみる。 「ウーン。美しくないなあ。興奮しないなあ」 ナニ言ってるんだ!! ドーしろって言うんだ!? でも、努力する。どこかで、吹っ切れて、本気で取り組みだす。(気持ちだけだよ…) やっとOK。すると敵の情報を得られる、って訓練です。 レンジャーにとって敵の情報は最高の報酬、成果なんで… 何のための訓練?って皆さん、思うでしょ? 目的? 我々にも説明なんかありません。質問? 当然できません。質問した瞬間、シバかれます。ヤルんです。ヤルしかないんです。命令は絶対です。 この訓練は、レンジャー隊員として、任務を忠実に遂行するために自分を殺す訓練でしょう。想像するに…多分? 色んな任務が想定される中、いちいち目的を説明受けて、納得した時だけ働くなんてレンジャー部隊いませんよ。どこの国でも…。どこかあります?。 それに、敵に見つかったりした時、とっさに言い訳して、違う人間になりきらなきゃならない時もあるし…。きっと役立つんでしょう。 でも、何度かこんな訓練受けてると、瞬間で指示されたものに、心からなりきれる、演じられるようになるんです。 これマスターしたらスゴイ事起きるよ。経営でも。どんな仕事でも…。 それに、人生でも、すごく使えるんですよ。実は…。 「オレは、スゴイ人間だ!。 何があっても絶対逃げない人間だ!」 とか、暗示かけると、そうなろうと思うと、瞬間でなれるようになるんです。 一流の俳優さんとかも、そうなのかな。きっと本質は同じよ。 「オレに出来るかな?」 そんなこと考えるより、演技でもいいから一度やってみよう。そう思って、実際にやってみる、一歩踏み出してみることが、本当に大事なんです。 なんせ、「牛」にだってなれるんだから… 言い訳したり逃げたりしてる人生送るんなら、いっそのこと、馬でも牛にでもなった方がいいかもよ。 |
|||
|
村冨 譲二 |
|||
|
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
|