仕事と人生の楽しみ方 13

「心の荷物」

やらなきゃいけないんだけど、ヤダなぁ…

ウーン、どうしよう…

ナニ言ってるの?

やらなきゃいけないって分かってるなら、ヤルしかないじゃん

ホント、分かってるの?

それでもやらない。それが凡人ですね。この辺から間違って動いてるもんね。

イヤ、本当は、わかってないよね。だから普通の人なのよ。

リペリング訓練、というレンジャーの訓練があります。

テレビとかで見た人多いと思う。ヘリコプターからロープを使って一気に地上に降下する訓練のことです。

そりゃ、高い所、怖いですよ!! マジで。1回やって見る?

あれ、実際やってみると、皆が思ってるよりズット高い所から降りるんですよ。

降りるっていうより、落ちる、っていうスピードで。ウーン、怖い!

背中にはいつものように、50kgの荷物を背負ったまま、一気に降りる。

手と足を使って、微妙に適切にブレーキかけながらスピードを調整するんです。

重いし、頭上にはヘリのプロペラがバリバリ回転してて、音もすごいが風もすごい中の訓練です。

マジ、怖いよ。

「レンジャーー!!!」の掛け声とともに、次々と隊員が飛び降りていく…

中には恐怖で固まって、真っ青な顔のまま飛び降りられない隊員が出る。

そうなると、優しい教官が近づいてきて親切に手伝ってくれる。イヤな予感…

背中にケリ、一撃!! ガツン!!

あっという間に地面 任務完了!

素敵なチームワークでしょ(笑)

この時だけは、背中に50kgの荷物があって良かったと思うんです。

何故って、それはもちろん、重力のおかげですわ!

荷物が重すぎるから、荷物から地面に落ちるんです。頭打たないから、意外と大怪我しないんですよ。不思議ですね。よく出来てる。

この光景を見て、決意した。

「やらなきゃいけないって分かってるんなら、絶対自分から、自分の意志でヤッテヤル!!」そう自分の意志、コレが大事だ!!

「絶対、他人にドツかれてやるのはイヤだ!」

この段階では、まだまだ普通人。

「あの件、どうなってるんだ?」

「見積もり、まだ?」

人から言われて、ヤバイ! ってバタバタ動いて、上手くいく訳ない。

そう、まるでアヤツリ人形…ちょっと古いか。ではラジコンだ!

たとえ命令されてやらされる仕事でも、主導権は自分にある。いや、取らないと。作らないと…。

日常生活で、そう思っている人がいるかな? まあいないでしょ。

苦手だったり、興味がない仕事だったり、会いたくない人、チョット怖そうな人だったり、たとえそうでも、後回しにしちゃダメ。逆に、そういう仕事こそ、余裕のあるうちに、チョットでも早く着手しないと。自分から仕掛けないと。

常に攻める! 人生、攻撃が全てだよ!

心に引っかかる事残したまま、他の仕事すると、得意な事でも、人間ミスしたり、仕事がザツになるし…。心の中に50kgの荷物は、何の役にも立たないよ。

レンジャーで背中蹴られる話、ヒドイって思った?

確かにヒドイ話しだけど、その場で解決してるし、問題の先送りじゃない(出来ない?)から、いいけど、仕事で先送りって、致命傷になりやすいよ。攻めた仕事でミス犯すより、はるかに致命的だよ。信用なくすよ。チャンス、もう来ないよ。

意外とこれが日常的だね。

マジで脳ミソ使おうよ。マダマダ全然使ってないよ。どうせ夜に何万個と脳細胞死んじゃうんだから。あー、もったいない。

あっそうか!

いつ転んでも、転落してもいいように、背中に50kgの荷物背負って生活しよう、っていうのが、今回の話じゃないですよ。

村冨 譲二



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