|
|
|||
|
「アクシデント」 |
|||
| また、マラソンでの話です。 何度もこの地獄のマラソンをやらされているのですが、一度、アクシデントに遭いました。 ゴール直前で「回れー進め」を繰り返していた時、転倒してしまったんです。 背中には50Kgの荷物と、機関銃。これが後頭部に降ってきた。 あごの骨が砕け、激しい出血が…。 もともと疲れ果てているところで、このアクシデント。 待機している医者が駆けつけ、ドクターストップの判断。 上長からも、「ムラトミ、止めろ」と指示が… ほとんど意識のない中で、這いずりながら、何とかゴールしたんです。 後で思えば、ドクターストップだし、上長から止めろ、と言われたのですから、リタイヤではない。経歴にキズもつかない…。 でも、心の中では前しか見えなかったのです。そんな言い訳すら浮かばなかったんです。 何度もトップで走り切ったことがありますが、そんな時より、このアクシデントがありながら、ゴールした時のほうが、よっぽど自信となっています。 人間、苦しい、困難な状況じゃないと、本気にならないですし、それを繰り返さないと成長しないと思います。ずっと順調に何も問題なく生きてきた人間ほど、一見カッコよくても、もろいですよ。 トラブルが出たときほど、後々の人生に思い出になるチャンスはないです。 だからと言って、皆さん、ワザと怪我しないで下さいね。 |
|||
|
村冨 譲二 |
|||
|
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
|