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行き詰まった時は、「原点に帰る」。 |
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| さあ、いよいよ「覚悟」も決め、「挑戦」しよう、と心に決めたものの、いざ具体的に行動を起こそうとすると「何を」「どのように」取り組んでいったら良いか、分からないというのが本音ではないでしょうか。 また、地方企業の成功事例などに刺激を受けて、同じように取り組んでみようとしても、自社で抱えている問題、取り囲む環境、資源(ヒト、モノ、カネ、情報、等)、その他諸事情がまったく違うので、参考にはなっても、“自社では同じようには出来ない” 、“実際に取り組んでみたがうまく行かなかった。どうしたら良いのだろう”、と「答え」を求めてさまよってはいませんか。 ここで一つ覚えておいて欲しいことがあります。それは、あらゆる世界で、プロと呼ばれる人達は、口を揃えて「基本」の大切さを主張します。事業でも、迷ったとき、行き詰まった時には、「原点」に帰る事が一番です。では、ビジネスにおける「原点」とは何でしょうか。 人も、企業も、この世の中で、それぞれ「役割」を持って存在しています。そして、「生かされている」のです。厳しいようですが、その存在価値を認められなくなったら、もしくは、必要とされなくなったら、消え去るのみです。 ですから、「原点」に帰って、自社がどんな「役割」を果たしているのか、今一度、見つめ直してみる事が問題解決の第一歩です。 いま直面している問題は前述の通り、これまでとは違って大きな構造変化への対応です。単なる「繕い仕事」(対症療法)では解決できません。新たに事業を興すつもり(起業家精神)で、「原因療法」に取り組みましょう。 先ずは、自社の「売リモノ」の再確認から そこで、先ず、自社の「売りモノ」、「強み」(存在意義をなす核となるモノ)を、再確認してみる事から始めましょう。 【 作業…その1】 ● 自社の「売りモノ」、「強み」を列挙し、箇条書きにする。 ※ 地場産業の場合、地場の「売りモノ」 ※ 取り囲む環境における優位性等も、「売りモノ」 <作業上の留意点> → 思い付いたモノを、すべて書き出す 「売リモノ」が分からないときは、 (1) 一度、自社の存在を全面否定してみる。 でも、ちょっと待てよ。今でも、多くのお客様が自社製品(サービス)を購入してくれている。何を評価してくれているのだろうと、自問自答を繰り返してみる。 この作業を行う際に、同時に思い付いた自社の「弱み」も列挙しておいて下さい。(後で、「弱み」の解消法を伝授致します。)、「弱み」にばかり捕われて、悲観的にならないように注意して下さい。 この作業を、東北のある自動車ボディーメーカーさんで実施してもらいました。 そこで、社長も交えて、会社のお話を伺っていたのですが、話をしている内に何気なく、”うちは、昭和初期から、ディーラーからのあらゆる要望に応えてボディー作り一筋に続けてきただけなので…“という言葉が聞こえてきました。 思わず、『それが貴社の「売りモノ」じゃないですか!』、と言って、経験と技術力を生かして「特装車部門」を新たに設け、独自に営業が出来るような体質に変えてゆく事を提案しました。そして、つり専門誌の出版社とタイアップして「バスフィッシング専用車」を開発し、「特装車のメーカー」としての存在をアピールする事に成功したのです。 なかなか自社の事を改めて見つめ直す機会もなく、また、自らの良さを分析するのは難しい作業ですが、変化に対応して自社を成長させて行く為の最も大切な作業です。まず第一ステップとして、真剣に取り組んでみて下さい。 |
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内海悟 |
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