「地方企業の成長策」 01号

地方企業、生き残りのための5つの覚悟



 コンサルティングがてら、地方を回ることが多いのですが、地方経済の状況は厳しく、多くの地方企業は、かなり深刻な状況なのが見て取れます。

 マスコミでも、“岐路に立つ地方企業”、“地場産業の行方”…、といったタイトルの特集記事や、TVの報道番組が放送されたりしており、「地域格差」といった言葉が、よく取り上げられています。

 しかし今や、大手企業でも生き残り策を模索している時代です。地方の問題点を「地域格差」と捉えているだけでは、地方企業にとって真の解決策は見えてこないように思えます。

 確かに、統計を見ても、景気回復力や雇用面での格差は、大都市と比べて大きいですし、政策転換により地方経済の下支えとなっていた公共事業は減少し、その影響が出ているのも事実です。

 しかし、以前に比べると、「交通網の発達」、「運送業者のサービスの拡大」、「インターネットの普及」など、地方企業の経営をとりまく環境のハンディはかなり克服されてきているのも事実でしょう。

 しかし、「そんなことを言われても、実態はかなり厳しいんだ。環境がどうのこうのと言うよりも、今後どうしたら良いのか、それを教えてもらいたい!」という声が聞こえてきそうです。そんな切実な悩みに少しでもお応えしたい、と企画したのがこの「地方企業の成長策」です。

 私自身コンサルタントとして、長年にわたり多くの地方企業のお手伝いをして参りました。また自ら独自のビジネスモデルを構築し、ベンチャー企業の経営者として取り組んだ経験もあり、少なからず「実践の戦略」お伝えできる自負はあります。

 これらの経験や実績を活かし、インターネットという便利な情報伝達手法を通じて、より多くの地方企業・経営者の皆さんの、悩み解消につなげられることができれば、と思っています。

 ただし、このシリーズでお伝えする内容を実践に生かし、自社の問題を解決、成長につなげる為には、先ず、取り組み姿勢を正すことから始めて下さい。

 下記の覚悟を決めて、取り組まない場合は成功のお約束はできません。


【五つの覚悟】

 ● 社長自らがリーダーとなって、「真剣」に取り組む覚悟。

 ●「自力」で立ち上がる覚悟。(自立)

 ● 新しいものへ「挑戦」する覚悟。(脱皮)

 ● 常に「プラス思考」で取り組む覚悟。

 ●「社会への貢献」に寄与する覚悟。


 覚悟に関しての詳しい解説は後述することにして、厳しいようですが、上記の覚悟がない限り、成功はないと思ってください。



 さて、それではいよいよ具体的な話を進める訳ですが、一概に地方企業といっても、業種、業態、地域、規模、それぞれの企業の諸条件は違いますし、地場産業のような場合、グループでの取り組みになるので、出来るだけ共通する話題を取り上げ、またいろいろなケースをご紹介しながら、多くの企業の参考になるよう、それらのアイデア、ノウハウを伝授したいと思います。

 「隣の芝生は青く見える」の例えのように、地方企業からみると大都市の企業が羨ましくみえるかもしれませんが、地方ならではの、地方企業の優位性も多くあり、また、新しいモノの多くが地方から生まれているのも事実です。

 このシリーズでは、出来るだけ具体的に多くのことをお伝えしたいと思っています。インターネットの双方向性もありますので、もし「こんなことを知りたい」「こんなことで悩んでいるが、何か解決のヒントはないか?」など、お知りになりたいこと、ご質問等がありましたらぜひ、下記へメールください。より具体的な事例や解説でお答えしていきたいと思います。

内海悟



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