|
|
|||
|
主要30業種の景気予測 |
|||
|
門松も取れ、本来の仕事のペースに戻って、頑張っておられることと思います。 さて、新聞雑誌やテレビラジオの報道を見ると、いろいろな観点から判断して、景気が回復しているのではないかといわれています。本当にそうなのでしょうか。 例えば、1月4日に日本経済新聞で発表された主要30業種の景気予測(1月〜3月)を見ると、お日様が11個描かれています。(雲から顔をのぞかせているお日様もカウント)。 一方、3ヶ月前の指標(10月〜12月)では、お日様が5個しか描かれていなかったので、比較すると、確かに景気が良くなっているといえそうです。 私がお手伝いさせていただいている企業を見ても、仕事量が増えているという会社が多くなっています。 私が社長に「仕事が増えて良かったですね」と話しかけると、答えは決まって、「でも単価が落ちているから儲からないよ」と、一応はぼやかれますが、それでもちょっと前の仕事が減って困り切っていた時と較べると、表情が違います。 やはり、景気が少しずつ良い方向に変化しているのかもしれません。もちろん、まだ断定できる段階ではないと思います。 私が言いたいのは、景気が良くなりそうだと思っても、けっして気を緩めないでほしいのです。とくに、量を増やすためだけの投資はしないということが重要です。 なぜなら、「量」が増えれば、「売上」が増えます。しかしそれと同時に、「人」も「在庫」もそして「借金」も増えるというのでは、けっして経営が良くなったとはいえないからです。 |
|||
|
|
|||
![]() |
|||
|
|
|||
|
ただたんに、世の中の変化に乗っているだけというのでは、その後に景気が再び悪化した場合、確実に倒産への道筋に乗ってしまいます。 現にいま、アメリカブッシュ大統領が11月の再選を果たすために、ドル安をすすめてアメリカの輸出を増やそうとし、有権者のご機嫌をとろうとしています。そのため、円がじわじわと上がっている状況です。ニューヨークで活躍されているファンドマネージャーの大竹愼一氏は、この春に円高のピークがくると予測しています。これ以上の円高になると、今の景気も危ういものになってしまいます。 だから、けっして気を緩めずに、この時とばかりに、生産性を向上させ、在庫を減らし、資金の回転を上げ、びっくりするような企業体質を創り上げると宣言して頂きたいのです。 「冗談を言うな!こんなに忙しいのにそんなことしている暇があるか」と言ってしまうか、それとも、「ああ、これが前回の話に出てきた幸運の女神に巡り会ったということか」と考えるか。とても大きな違いになってきます。 次回からは、また現場改善の具体策を話しますが、その前に、もう一度「改善の心」を思い出してほしいと思います。 |
|||
![]() |
|||
|
繰り返しますが、本当の改善とは、常に難しく苦しいものです。「後でやるから、そこに置いておいて」といった時間の調整で何とかなるようなテーマならば、できたところで、大した効果は得られません。 |
|||
|
|
|||
|
※柿内先生に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。
okada@jmca.net |
|||
|
【柿内先生の最新刊のお知らせ】
|
|||
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
|