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社長が先頭に立つ |
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| 前回まで、5Sの必要性とその意味についてのお話ししました。 今回はその上で、さらに5Sから確実に成果を引き出すための注意事項をいくつか述べたいと思います。 これは、社長も自ら赤札を50枚持って貼り切ることと、その後の分類や並べ直しにも参加するということです。けっして、部下の活動を腕を組んで見ていることではありません。 それは経営者・管理者という人たちが、どんな時でもいつも同じスタンスで仕事をしてしまうということです。つまり、部下や現場の人たちに、赤札活動の指示だけを出して、自分は管理者の立場で傍観しがちです。これではダメです。 日常の繰り返しの仕事でしたら、その会社の職制系列に従った分業が最も正確で速いのですが、今回の赤札活動は場合は、まったく違います。 誰にも何があるのか、何が起きるのかを予想できない活動です。すべての人が、対等の立場でことに臨むわけです。そして、それぞれの人に、持ち場立場に応じて、それぞれ違った驚きと発見をしてもらうのです。なかでも社長が、「チョーびっくりすること」がとても重要なのです。 しかし、日頃あまり会話をしたこともない若い従業員に混じって、フーフー言いながら一緒に苦労するのは、とても重要なことです。 いわゆる「従業員1000名以下の社長は現場でガミガミ言う」をこういう場でも実践するのです。 前にも述べましたが、管理という仕事は、付加価値を生みません。それにもかかわらず、管理そのものが仕事となってしまっていて、モノづくりとまったく離れたところで仕事をし続けてしまう管理職が何と多いことか! そのような傾向が感じられる場合は、この機会に、管理職に現場重視の目を植えつけましょう。社長が一番汗をかいて、社長が一番びっくりして、顔を真っ赤にしている。ここから始めるのです。 全員で現場に出て、現物を前にしています。現実的にてきぱきと答えを出しましょう。いわゆる、三現主義でやるのです。 その場でみんなで筋肉を使いましょう。「社長が現場に立つと全然違うなあ」とみんなが思うようなスピードを見せてください。それが、何にも勝る社員教育です。世の中はスピードの時代などといった一般論を、朝礼で何回しゃべるより、ここで一発それを見せることです。 この活動は、一回でおしまいではありません。職場の5Sは、未来永劫続きます。 現場の様子が右脳にインプットされた社長は、次の日から、その目で職場を見て回ります。きちんと整頓が維持されている職場の従業員たちには、頑張ってくれてるなあということを伝えてあげるのです。 きちんと現場の事を知っている社長が見てくれていることが伝わる、ということが誉めることになるのです。 下の写真は、社長も社員も、そして、改善の様子を見学に来た他社の人も一緒になって、赤札活動をおこなっているときの写真です。
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