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法則24 人間の行動に興味を持て! |
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| 私は、会計士としていろんな会社を訪問する機会がこれまで多くありました。その会社の事業内容に興味を持つことはもちろんですし、それがわからないと、監査や企業評価、コンサルティングはできません。
ただ、それ以上に興味があるのは、人間の行動です。事業は人間の行動のための手段と考えています。ですから、人が行動を起こしやすい事業は、成功しやすいという印象があります。 <法則24 人間の行動に興味を持て!> もともと、わたしたちは、エリートより、落ちこぼれだけど人間味のある人に好感を持つ。そして変った経歴の人に興味を持つ。人の採用も社内人事もこのような個性を考えてもいいのかもしれない。 ただし、そのためにはトップが「ひとが好き」でなければならない。すべての人の行動に興味を持たなければならない。とはいうものの、人を判断することはなかなか難しい。そこで、お金の扱い方を見て人の行動を判断することをすすめたい。 なぜなら、お金はうそをつかないからだ。お金にうそをつくことがあってもお金はうそをつかない。 お金を扱うには一定のルールというものがあり、それを知らないでいると結果としてお金にうそをつくことになる。そしてお金にうそをつくとあとにトラブルの原因になってしまう。 お金は人の心を簡単に変えてしまう。それが時には予想もつかない行動に出ることもある。普段から「お金お金」といっている人は、自分にとって都合が悪くなるとすぐに豹変してしまうものだ。 人間付き合いをしていく上で、これが一番の恐怖となる。お金にまつわるトラブルを少しでも回避したいという想いは皆、共通の願いだ。 会社でお金について一番シビアーに考えているのは経営者だろう。さまざまな研修はあるが、お金の研修を社内で行ってみることも必要だ。私たちは毎日お金に接するから理解がしやすくなるからだ。 そもそも「お金はうそをつかない」というフレーズは車の運転にヒントがあった。車の運転の仕方を見ていると、その人のことがわかってしまう。 よくお酒を飲んだら本性が出るといわれることがあるが、それ以上に車の運転は人の性格が出てくる。「自分はこれでも結構気を使うんだよ」という人が、右折をする時にウインカーを出さない人がいる。本当に気を使うのかと疑ってしまう。 また、普段おとなしい人がハンドルを握ると突然スピード狂になり、「どけー」なんて声を上げて走る人もいる。気になる人の運転を一度観察してみると結構面白い。運転はうそをつかないなー、としみじみ思えるかもしれない。 ところで人事において、ある原理原則があるらしい。会社の人間を四つに分類すると 「1」. 日銭を稼げる人間 がいる。創業時は「1」と「3」が必要となる。 しかし、ウエイトとしては「3」が大きくなる。「1」のウエイトを大きくするとその場しのぎの経営スタイルがしみついてしまう。 創業期を過ぎた段階で、「1」から「4」すべてが必要になっていくが、このとき大切なことは「1」のウエイトをあげることだ。ここで日銭を稼がないと続かなくなってしまう。そして企業は成長期を迎えることになる。成長期では「1」と「3」のウエイトを高くしないと企業は衰退の道に進んでしまう。ここからが分かれ目だ。 成熟企業として少しずつでも成長していくか、現状維持か、それとも衰退への道へ進むかだ。成熟企業に持っていくためには、「1」から「4」を平均的なウエイトにする必要がある。 安定の場合は、「3」のウエイトが下がっている。衰退への道は「2」のウエイトが高い企業である。「2」はたしかに必要ではあるが必要最小限度にとどめなければ衰退の道は避けられない。 |
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