小さくても『強い会社』にする経営24法則 22号

法則22 考え抜く力を持て!

 どの経営者も日々考えています。しかし、考え抜くとなるとなかなかできないようです。あの時、こうすればよかった・・・では遅いのです。


<法則22 考え抜く力を持て!>

 テレビを見ていると、当たり前のことだが画像が自分の意思に関係なく勝手に入ってくるため、見る側は完全に受身人間と化してしまう。いろいろと考えてみたりイメージしなくてもよくなったのかもしれない。

 裸の女性より、チャイナドレスの方が色っぽいとよくいわれる。ピンク映画より、官能小説の方がいやらしい。これは自分自身であれこれ創造するからだ。テレビでは、創造すらできない。しかも、最近は、洋画でもないのにテロップが出てくる。悲しいかな、目で追っている。

 本当に便利な時代だ。しかし、「便利は人をだめにする」というリスクを感じることがある。人のことを考えなくてもよくなるからだ。

 例えば、ある場所で待ち合わせをしたとしよう。携帯がない時は、どうしただろうか。携帯世代には考えもつかないかもしれないかもしれない。待ち合わせの時間になっても、相手が来ない。もちろん、相手に対する感情が出てくる。怒りかもしれない。心配かもしれない。いずれにしても感情はそこに表れてくる。

 携帯がない不便なときはこんなことは、日常茶飯事だった。だから、感情をコントロールしようと考える。

 携帯電話があれば、少し遅れたら相手に電話をすればそれですんでしまう。相手のことを真剣に考える必要もなくなる。

 逆に、携帯があるのにどうして電話しないんだ、と簡単にキレてしまう。残念ではあるが人のことを考えないでもすむ環境になってしまったようだ。

 考える力、知恵。経営者に必須の条件となる。

 いや、経営者は考える力ではなく、考え抜く力が必要となる。

 そのためにはどうすればいいのだろうか。

 もちろん、一人で考えるときもあれば、自分の信頼できる人とのコミュニケーションを通じて考えることもあるだろう。

 いずれにせよ、心を静かにしないと考え抜くことは難しい。

 どうすれば考える力が身につくのか。

 答えは簡単だ。1つのことを24時間ずっと考えることである。そして、結論は1つではないはずだ。

 経営者は次の2点を真剣に考えてみてほしい。

 「相手にどんな人間に見られたいのか」

 「目の前の人は、自分に何を求めているのか」

------------------------------------------------------------------



 考え抜く人に与えられた特権は、何でもヒントにしてしまえることです。なぜなら吸収力があるからでしょう。

先ほどの2つの質問は人間関係においてとても大切なことです。

言葉は伝えたからといって伝わるとは限りません。それによって社内がギクシャクすることは日常茶飯事ですから。




日本キャッシュフロー協会 (JCFA)
代表 海生裕明(公認会計士)

〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町9-5
 Tel  03-3664-6371  Fax  03-3513-0282
http://www.jcfa.jp/

24法則に関するご質問は⇒kaio@jcfa.jp

<お得な情報です>

キャッシュフロー検定試験情報http://www.jcfa.jp/kenteibi.html

経営者のための簿記の学習はhttp://kaiozemi.com/keieisya.html



出版局トップにもどる
日本経営合理化協会 出版局 TEL:03-3293-0041