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法則8 財務・経理は企業における心臓だ |
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| 長年生きていますと、外見は健康に見えてもどこかは病んでいるものです。自覚症状でもあればわかるのでしょうが、重い病気に限って自覚症状がないものです。また、たとえ自覚症状があっても、「大丈夫だ」と言い聞かせ、手遅れの状態になってしまうこともよくあります。 <法則8 財務・経理は企業における心臓だ> 潰れない会社構築の核心に入ることにしよう。 企業において、人・もの・かね・情報が重要な要素であることは経営者であればみな知っている。しかし、本当にこれらを大切にしているのかと思いたくなるような経営者が多すぎる。売上重視ゆえの過酷なノルマ。銀行との付き合いを理由にする無意味な借金。財務・経理を軽視したシステム化・・・。 企業経営の要素である人・もの・かね・情報のうち、人については、経営者が掌握することになる。従業員の解雇を部下に任せて自分は逃げている経営者がいるが、これでは人は動かせない。 さて、もの・かね・情報は、本来は、財務・経理が掌握しなければならない。経理とは、経営を理解する部署をいう。経営を処理する場所ではない。だから、この部署に会社の情報を集中させなければならない。それができて初めて、資金の効率的な運用が可能となることを経営者をはじめ、財務・経理担当者及び情報システム担当者は知るべきだろう。 販売・生産・仕入は、基幹業務である。しかし、販売・生産・仕入は休むことができる。これに対して資金・情報は、基幹業務を支援する業務である。 しかし、資金・情報は、その性質上、一瞬たりとも休むことは許されない。一度休めば、企業の終りとなる。 つまり、資金を扱う財務及び企業内の情報を扱う経理は、企業内における心臓なのである。心臓は止まってしまえばすべてが終わってしまう。 この当たり前のことがわかっていながらも、トップの経理に対する意識の低さが、会社の実情をわからなくしている。 財務・経理部門は人間で言うと心臓なのだ。資金と企業のすべての行動が情報として財務・経理に入ってくる。であるならば、経理が単なる作業場で終わっていいはずがない。企業内外に新鮮で的確な情報を提供しなければその存在価値はない。心臓に送られてくる血液は、きれいにして体に送り出す。 健康な人は、心臓のことを普段は意識しない。しかし、ひとたび心臓に異変が起きると、とてつもなく不安になる。 日ごろから数値を把握していない会社は、数値を見ることが怖くなるため、現実に目を瞑り、状態をさらに悪化させていくものだ。 |
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