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板垣宏征の「見えない・からだ学」 78号 |
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「カラダのリズムとココロのリズム 〜注意深く、慎重に〜」 |
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| シリーズ「カラダのリズムとココロのリズム」。4番目のテーマは「膵臓(すいぞう)」の時間です。いつものように「経絡のバイオリズム表」をごらんください。
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<図1 経絡のバイオリズム表>
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| 膵臓(すいぞう)のあとに、カッコで脾臓(ひぞう)とありますね。 「膵臓」も「脾臓」も、皆さん、あまりピンと来ない臓器だと思います。 いずれも、位置的には胃の裏側にあり、背骨と挟まれていて、身体の奥座敷に鎮座しているような格好になっていますので、医学的にも、あまり表舞台に出てきません。 「糖尿病の気がある」と、お医者さんに注意を受けている方なら、「膵臓」のことは知っているかも知れませんね。膵臓からは血糖値を下げる「インシュリン」というホルモンが分泌することで有名です。 このインシュリンを、血液中に分泌する機能を膵臓の「内分泌」って言いますけど、膵臓はいっぽうで、消化管に膵液を出す「外分泌」もやっています。内分泌と外分泌、内向きの顔と外向きの顔。この両面を、膵臓という臓器は担っているのです・・・。これ、覚えておいて下さいね。 さて、次に「脾臓」です。名前からして、秘蔵って感じですよね。 脾臓は、膵臓のさらに奥に位置しているので、あんまりその存在を知られていませんし、残念ながら医学的にも重要視されていません。 扁桃腺や虫垂(ぞくに盲腸)と同様に、脾臓もよく手術で摘出されてしまう器官でもあります。この扁桃腺・虫垂・脾臓の共通点は、「免疫組織」であるということ。 つまり、これらは白血球を産む器官なのです。それだけに炎症すると激しく腫れてしまうので、炎症を繰り返す体質の人には、摘出手術がすすめられます。 脾臓は、発生学という学問に照らして言うと、腸管からくびれて出来たとされています。もとは血管系の集合体であったという脾臓は、進化の過程で独立し、胃や小腸周辺の免疫を担当するに至ったのです。脾臓が血管系であったという名残に、その機能のひとつに、古くなった赤血球を破壊するという働きがあります。 そう、脾臓も、一方で赤血球を破壊し、一方で免疫細胞である白血球を産み出す、という二面性を持っているのです。この働きも覚えておいて下さいね。 さて、その脾臓と膵臓の時間が午前中の9:00から11:00、です。 前回ご紹介したように、7:00〜9:00は「胃」の時間でした。胃は意に通じ、思いを立てる、ということがテーマです。 胃の時間から移って、胃の裏側の膵臓と脾臓の時間になるというのが象徴的です。つまり、思いを立て、今日の過ごし方の指針を腹の底にしまいこむ。膵臓・脾臓の時間というのは、臓器の位置が示すように、意(胃)の裏側に思いを秘めて、ひとつひとつの言動に指針を与える、という役割を持っているのです。 膵臓も脾臓も、二面性というのがキーワードです。秘めたる思いと、表に表現する言動。 これに大きなズレが生じると、例えば、内分泌と外分泌のバランスが崩れてしまいます。 胃から十二指腸に入ってきた食べ物を細かく分解し、タンパク質、炭水化物、脂肪の分解酵素を出すのが膵臓の膵液(外分泌)の働きです。 一方、その外部から食べ物がどのように分解されたかを見計らって、血液中にインシュリンを放出するのが膵臓の内分泌の働きです。 本来、膵臓は、外部と内部を拮抗させるように働くのですが、外づらがよく内弁慶だったり、他人に厳しく自分に甘かったりする人は、膵臓の拮抗機能が乱されて、膵炎や糖尿病を引き起こすリスクを上げてしまうのです。 同じく、脾臓は血液中の赤血球と白血球のバランスを担っていますが、赤血球は血液成分の内面、白血球は外的に対処しますから、外面、このバランスを崩すと、貧血や、アレルギー、または摘出しなくてはならない過剰な炎症などを引き起こしてしまうのです。 脾臓や膵臓は、胃の裏側にあって、その日の「胃」の動きを監視しています。 胃には外部からの食べ物が、ほぼそのまま入ってきますから、胃の意とは、外面意識(現場意識)とも言えます。 胃を現場意識エネルギーの貯蔵庫と考えると、膵臓や脾臓は、その日のあなたの意識エネルギーの安定化装置。あなたの直面する外部への対処のしかたに、ある一定のポリシーと基準を与えています。 膵臓の「萃」という字は、あつめる、あつまるとも読み、すべて、という意味も包含しています。 私は、胃の「現場意識」に対して、膵臓を、身体のすべてをわかっている「潜在意識」の貯蔵庫のように解釈しています。 また、脾臓には「いやしい」の「卑」が使われていますが、もともと奥座敷に位置する脾臓が目立ってしまう事態とは、胃の意識が刹那(せつな)的にその場その場をこなすような、まさしく卑しいココロの姿勢を、戒める働きを持っているからでしょう。 いずれにしても、9:00〜11:00というのは、その日の意識の二面性を、上手に調整する、大切な時間帯と言うわけなのです。 【AM9:00−11:00のテーマ】 ・・・ひとつひとつのものごとに対するあなたの意識に、一貫性があるかが問われる時間、です。 ・・・自分のココロに偽りがあるかどうかが、よーく確認できてしまう時間、です。 ・・・この時間帯は、顕在意識と潜在意識の対話が、ひとつひとつのあなたの言動に表れやすくなります。そのズレが大きいと、取れるはずのアポをタッチの差で逃したり、慌ててつまずいたり、角で足を打ったりすることが多くなります。逆にこの時間を余裕を持って過ごせる人は、自分の人生にとても満足感を持てる人です。 「膵臓・脾臓」が表すテーマは、あなたの意識の行き過ぎや躊躇(ちゅうちょ)を調整し、満足感のある1日を過ごすための確認時間です。 【このテーマがうまく行かないと起こる感情ストレス】 ・自信がなくなる。 ・ひとつの出来事に一喜一憂してしまう。 ・何事にもくよくよ考えてしまう。 ・何をやっても、満足感や達成感が得られない。 糖尿病はいまや国民の8人に一人が、危険領域にあり、国民病と呼ばれるようになりました。また免疫疾患であるアレルギー症状も増加の一途をたどっています。 人生に満足感が得られないと、食を満たす、というように欲求の対象が「食」に向きやすくなります。また胃(意)が満たされないと、過食になり、それだけで腸管ではアレルギーが起こりやすくなり、アレルギー体質をつくってしまいます。 胃(意)の調整とは、自らの人生に、どうあれば満足か?を問うことでもあります。 9:00から11:00、もう一人の冷静な自分の目を持って、ひとつひとつの言動に注意深くなれたら、とてもいい1日になるに違いありません。 |
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●板垣氏のパーソナル・リーディングについて
8月23日(木水曜日)、東京・原宿サロンにて、板垣氏のマンツーマンの個人リーディングが実施されます。身体エネルギーのスキャン、および、ストレスの素となる感情チェックを行い、気になる病気を予防する心のケアと生活習慣改善の方法をじっくりアドバイス。詳しいお問い合わせは「ココロとカラダの謎研究所」 (TEL)078−782−6673、(メール)info@nazoken.com まで。 |
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株式会社なぞけん ココロとカラダの謎研究所 |
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※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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