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板垣宏征の「見えない・からだ学」 64

「予防のココロ 〜脳梗塞〜

 ●日本人の死因の第2位は、脳梗塞(のうこうそく)

 ●2005年データでは:1年間で8万931人の方がこの病気で亡くなっています。

 脳卒中には、大きく3つあります。

 脳出血、くも膜下出血、そして、この脳梗塞(のうこうそく)です。

 前者2つは脳の細い血管がやぶれて、脳内に出血し、その塊が脳実質(のうじっしつ…「脳そのもの」という意味)を圧迫します。

 一方、脳梗塞(のうこうそく)は、脳の血管が血栓で詰まり、その先の脳実質に酸素が行かなくなって脳細胞が死んでしまいます。

 いずれも、脳のダメージを受けた場所によって、半身不随、歩行障害、言語障害や認知症などが起こる恐い病です。

 「脳卒中だけにはなりたくない」と誰もが思うでしょうけど、卒中のうち、この脳梗塞だけで日本人の死因の第2位を占めるのが現実なのです。

 さらに、発症して死には至らなくても、その後遺症で苦しんでいる方が、年々増加の一途をたどっている現実を見ると、これは人事(ひとごと)ではありません。

 最近は「隠れ脳梗塞」といって、健康な人でも自覚症状にはつながらない「微小血栓」が、

 ・40代では3人に一人、

 ・50代では2人に一人、

 ・60代ではなんと、8割の人に起こっていると言われています。

 確かにそう考えでもしないと、日本人死因の第2位までにはならないでしょう。

 したがって、これは立派な生活習慣病なのだという考え方が、浸透してきました。 脳梗塞も一日にしてならず、ということです。
 最近、物忘れがひどくなってきた、指先の動きや足元がおぼつかなくなってきた、という症状がある場合は、少し立ち止まって、生活のパターンを見直してみる必要があるかも知れません。

 【波動リーディングデータによる“脳梗塞”の背景にある心理状態】

 ・限界が来てもがんばり続ける・・・(私にしかできないという思い込み)

 ・理想や主義を追求し、自分の満足は後回しにする・・・(みんなの幸せがあって私は幸せになれる)

 ・できない自分を責める傾向がある・・・(“自分はこんなもんではない”という前向きすぎる思考)

 ・嫉妬心・・・(あの人があそこまでできるなら私にだって)

 ・良心の呵責・・・(申し訳ない、ああ、自分は情けない)

 ・仕事などの責任の重圧で、一時的に自信喪失になる

 ・無力感、現実は変えられないのだというあきらめ

 ・無関心状態になる・・・(どうせ完璧に行かないなら、もう関わりをゼロにする)

 【リーディングの考察】

 脳の血管が詰まるということは、もう脳に血液を送らない、というカラダの訴えです。こんなこと、カラダが進んでやるのでしょうか?

 基本的な原理からすると、血栓というのは、傷ついた血管壁を修復するときにできます。

 ケガしたら、「かさぶた」ができますよね。あれと同じように動脈の血管壁がケガをして傷ついているから、微小血栓とコレステロールがそこをふさいでくれるのです。

 ということは、血管が傷つきやすい人ほど、コレステロールを備蓄してなくてはならない、と考えることもできます。

 悪玉コレステロールが血管壁に付着するというのが、動脈硬化の一般的なイメージですけど、むやみやたらに、カラダが血栓や動脈硬化をつくることはありません。

 だから“悪玉”コレステロールなんていう呼び方はひどいと、私は思っています。

 運動もして、食生活もきちんとしていても、総コレステロール値が高い人によくお目にかかりますが、こういう人は性格的にストイックな方が多い。

 激しい運動はかえって体内の活性酸素を増やし、血管を傷つけやすいと言われていますが、自己管理を徹底しすぎても、そのストレスでカラダが傷ついてしまうということです。

 自分を傷つけやすいという意味では、性格や心理傾向もそうです。上のリーディングデータにあるように、自分を極限まで鼓舞(こぶ)するようなストイックな生き方は、カラダがそれを癒そうとして、せっせとコレステロールを準備し、血栓もどんどんをつくるというわけなんです。

 【ココロのエクササイズ 脳梗塞】

 ・ゆっくりと歩く。それによって、いつもの景色をまったく違ったものにする。

 ・「こうでないといけない」のは何故なのか?を、考えてみる。また、それで誰が満足してくれるのか?も合わせて考えてみる。

 ・鏡に向かい、今できる最高の笑顔をつくって、「今、私は最高に幸せだ」と、言葉に出して言ってみる。

 良心の呵責や自分を責める傾向とは、「自分は幸せになってはいけない」というセルフイメージの表れです。

 “こんな自分が…”とか、“まだまだ自分は…”とか考えてしまう心のクセが、本当にカラダを傷つけてしまうのです。

 脳梗塞は、カラダが血管を癒してあげようとする働きの、行き過ぎた結果おこるというのが、リーディングでの解釈です。

 カラダが行きすぎる前に、ココロで血管を癒してあげましょう。

 次回はいよいよ「ガン」の登場です。肺ガンを予防するココロとは? 乞うご期待!

 人体の謎研究所&波動リーディングセンター 
  所長 板垣宏征

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