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板垣宏征の「見えない・からだ学」 63

「予防のココロ 〜肺炎〜

 昨年末(第62号)のデータに基づいて、今年は順番に、波動リーディングで見えてくる、個別の疾患(しっかん)の背景にある心理状態についてまとめて行きたいと思います。

 ●日本人の死因の1位は、肺炎

 ●2005年データでは:10万7,210人

 【波動リーディングデータによる“肺炎”の背景にある心理状態】

 ・自分のやり方で人を支配したがる

 ・過去の肉体的、精神的ショックが癒(い)えていない

 ・不安を伴う怒り、被害者意識的な怒り

 ・細かい点が気になり、大局観を見失う

 ・劣等感、失敗が恐い

 ・無力感、現実は変えられないのだというあきらめ

 ・時間に遅れるストレス、待たされるストレス

 ・不信感、相手の誠実さへの疑惑

 ・逃避願望

 ・孤独、寂しさ、つながっていたいことへの潜在意識的葛藤(かっとう)


 肺炎は戦後以来、個別のデータで日本人の死因のトップであり続けています。高齢者は亡くなるとき、もともとの病気が心臓病でも、脳梗塞でも、あるいはガンでも、直接的な死因として、死亡診断書には「肺炎」となることが多いのが現実です。

 肺炎は、健常人でも持っている「肺炎球菌」という菌が、体力が弱り、免疫力が落ちている時をねらって勢力を伸ばします。

 だから、子供も冬場に風邪をこじらせて肺炎になったりしますが、高齢者と子供という抵抗力が落ちやすい年齢層の死因として多いということが、肺炎の特徴そのものを表しています。

 波動リーディング的には、肺炎の人は、うなじや頸部(けいぶ)の硬直があるというところがポイントです。

 「首すじが凝って回りにくい」という人はたくさんいらっしゃるでしょうが、この症状は「肺のストレス」、つまり、「まだ肺炎にはなっていなくとも、肺がストレスダメージを受けてますよ」とのメッセージと受け取ってもらうとよいです。


 【エクササイズ 肺炎予防】 

 <首のコリを意識しながら呼吸をする>

 まず、首の回転が、右後ろに回りにくいか、左後ろに回りにくいかご自身で確認して下さい。

 ●右後ろに回りにくい方

 静脈血を肺に引き上げる力が不足しています。

 次の手順で呼吸をしてみましょう。

 まず、静止状態でスーッと息を吐く(口から)。

 首を右後ろへひねりながら、息を吸う(鼻から)。

 首を正面に戻しながら、息をスーッと吐く(口から)。

 これをゆっくり10回前後繰り返す。

 ●左後ろだという方

 動脈血を心臓に押し出す力が不足しています。

 上とは逆ですが、次の手順で呼吸してみてください。

 まず、静止状態で、息を吸う(鼻から)。

 首を左後ろへひねりながら、スーッと息を吐く(口から)。

 首を正面に戻しながら、息を吸う(鼻から)。

 これをゆっくり10回前後繰り返す。


 風邪や肺炎の大敵は、「空気の乾燥」ですね。

 冬場に「マッチ1本火事の元〜、火の用心〜」と拍子木(ひょうしぎ)を持って町の消防員の方ががんばってくれますが、乾燥すると火事になりやすいことは、皆さんもよくご存知だと思います。

 実は、これは身体にも当てはめて考えられることで、肺炎にしても、関節炎にしても、○○炎というのは、「炎で燃やしてしまわねばならぬ毒素が、そこに溜まっていますよ」ということを示しています。

 炎症部位は必ず熱を持ちますが、これは「そこに熱が必要なのだ」ということなんですね。

 冬場、乾燥すると、

 <空気中の水蒸気が少なくなる→ 空気中のウイルスや細菌が水分を求めて人体や生物に入り込みやすくなる>

 また、

 <電気が空気中の水蒸気に逃げないので→ 静電気も起きやすくなる→ 生体内でも電気の放電が起きやすくなる→ 発火しやすい(炎症が起きやすい)状態になる>

 この、いきなり発火してボッと燃えること(炎症)を防ぐには、普段から、肺の血液循環を促進して、毒素を押し出してやることが大切です。

 「肺の炎症」に関して言えば、上の波動リーディングデータで示したとおり、毒素となる心理的感情ストレスは、

 ・過去の肉体的、精神的ショックが癒えていない

 ・無力感、現実は変えられないのだというあきらめ

 ・劣等感、失敗が恐い

 ・孤独、寂しさ、つながっていたいことへの潜在意識的葛藤

 ・逃避願望

 など、先程申し上げたことが、蓄積した毒素としてよく反応します。そして、それがギリギリ溜まったところで、

 ・不安を伴う怒り、被害者意識的な怒り

 ・時間に遅れるストレス、待たされるストレス

 ・不信感、相手の誠実さへの疑惑

 が重なると、ボッと炎症のきっかけをつくります。

 先ほどのエクササイズは、呼吸を使って、肺の血液の流れを高めてやるものですが、慣れてきたら、肺に溜まった感情ストレスをイメージの中で浄化しつつ、エクササイズに取り組んでみてください。

 次回は、2005年日本人の死因第2位の「脳梗塞」についての考察をしてみたいと思います。

 人体の謎研究所&波動リーディングセンター 
  所長 板垣宏征

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