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板垣宏征の「見えない・からだ学」 46

「からだは決して間違わない

 「なぞけん(人体の謎研究所)では、今、生命と人体の謎に迫る連続セミナーを開催中です。4月29日は免疫学の安保徹先生、5月3日は遺伝子研究の世界的権威である村上和雄先生をお招きし、両先生から、とてもすばらしいお話を聞くことができました。

 まず安保先生についてですが、私が安保流免疫健康論に出逢ったのは、1997年に出版された『未来免疫学』が初めてでした。現在、数多く出版されている実用的なご著書に比べると、比較的専門的な内容だったのですが、この魅力的なタイトルに引き寄せられ、そしてページを開くや一気に読み干したことを覚えています。

 あれから、9年。あれよ、あれよという間に先生の考え方が世に広まり、今や免疫学の安保徹といえば、時の人です。

その先生を、なぞけんセミナーの講師としてお招きできてたいへん光栄でした。

 今回のセミナーでは、まさしく「医学と生命の本質」について語っていただきましたが、その中で先生のおっしゃった「からだは決して間違わない」という主張は、多くの受講者の心に残りました。

 からだは決して間違わない…では、どうして私たちは病気になるのでしょうか?

 先生はこうおっしゃいます「38億年もかけてじっくりと仕上がった人間のからだがしょっちゅう故障ばかりしていたら、こんなに人類は繁栄しない」

 「私たちは、からだは間違わないけれど、生き方のほうは間違うことがある」

 そう。確かに一人ひとりの人生は、間違うことが多々あります。

 「働きすぎ」「怠けすぎ」「暴飲暴食」「心の負担」・・・。。

 からだは、その生き方に必死でついて行こうとがんばりますが、限界を超えると、結局病気になったりする。

 からだはいつも、けなげに忠実に生き方に合わせようとしてくれているのですが、その限界を超えたとき、「病気」として私たちの生き方の方を是正しようとするというわけです。

 私たちは、病気になってそれを治してもらうとき、自分とからだを切り離して考えてしまいます。自家用車が壊れたら修理工場にしばらく預けるのと同じ発想です。

 しかし安保先生の講義では、からだに表れる症状(たとえば、痛みや湿疹、発熱といったもの)はすべて、「自律神経の無理な偏りを引き戻そうとする、からだの必死なるメッセージなのだ」と解きます。

 だから、湿疹や痛みが表れたときには、「いよっ!症状くん、がんばってくれてるね。ありがとね、と一声かけるくらいの気持ちで付き合ってやるとちょうどいいんですよ」とおっしゃっていました。

 すべての症状は、「決して間違わないからだ」からのメッセージ。

 「生き方の方に無理や課題があると、からだからそれを修正するシグナルが出る。それが症状なのだ」と言うのです。

 つらい症状に日々悩まされていると、痛みやかゆみは憎い存在でこそあれ、とてもとても感謝の気持ちなど芽生えないもの。でも、だからこそ自分の生活を見直し、まったく違った見方で人生に気づくこともある、ということですね。

 奇しくも、続く5月3日。村上先生も同じことを説いていらっしゃったのにはびっくりしました。

 村上和雄先生といえば、遺伝子研究の世界的権威。高血圧の黒幕である「レニン」の遺伝子解読を成し遂げ、ノーベル賞候補とも目される大科学者です。

 先生いわく、「まずもって人間がこうして生きているということは、とんでもなく奇跡に近い」ということ。

 生命誕生から38億年。その進化の過程を、人間の赤ちゃんはお母さんのおなかの中で38週かけて体験し、この世に誕生してきます。

胎児の1週間は、生命進化の1億年分。この体験を遺伝子に暗号として刻んできます。

 人生には、

 「ドン詰まりまで行き詰るとき」

 「無力感に打ちのめされるとき」

 「まわりの人とうまくゆかないとき」など、

 悩みや苦難が訪れることがたくさんあります。

 でも、そんな時こそ、眠っている遺伝子が目覚める大チャンスだと先生はおっしゃっていました。

 私たちは、「子供をつくろう」なんて言い方をしますが、それは生命に対して大変おこがましい言い方であると。

 世界中の科学者が知能を寄せ集めても、大腸菌1個、元から創り出すことはできない。

 親が子供を産むのは生命にきっかけを与えることではあっても、生命を創り出すことではない。それはまさしく「サムシンググレート」としか言いようのない聖なる力のなせる業。そして、その「サムシンググレート」が、私たち一人ひとりの体に宿って、今日現在も休むことなく働いてくれている、と言うのです。

 なるほど、なるほど。

 からだは決して間違わない。

 38億年分もの生命の歴史と「サムシンググレート」なる聖なる力が私たち一人ひとりのからだをいつもサポートしてくれている。

 それにふさわしい生き方を、私たちはどうしたら実現していけるのか?

 波動リーディングでそのサポートができれば、どれだけすばらしいか!改めてからだの神秘に気づかされる講演会でした。

 人体の謎研究所&波動コミュニケーションズセンター 
  所長 板垣宏征
  http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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