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板垣宏征の「見えない・からだ学」 32

健康と人生を創り込む「見えない・からだ学」(2)

 見えない・からだ学では、普通の健康観とは違って、いっぷう変わった健康観をご提案しています。

 その最大の特徴は、「見えて、さわることのできる肉体」以前にある、「目に見えない・からだ」を前提としている、という点です。

 これは、現代医学とは対極の、伝統医療や民間医療を基礎とした考え方なのですが、最近では、同じような考え方を医療の現場に取り入れていこうといった医療団体も多くできてきました。

 日本ホリスティック医学協会(NPO法人)という団体はその老舗格です。すでに20年近く活動が続いていますが、私も古くから関わっています。もうすぐ開催される今年のシンポジウムでは何と、私が実行委員長を務めさせて頂いています。

 こうした、医療側と患者側を橋渡しする団体の活動がどんどん広がっていくことで、患者側の医療選択肢がどんどん充実していくことを願ってやみません。

 さて、では前回に引き続き、「見えない・からだ」をどう育てると、よりよい健康を手に入れることができるのか? について考えていきたいと思います。

 今回は、「見えない・からだ」を大きく育てる具体的な方法論として、今日から簡単に始めることのできる「4つの生活習慣」についてご紹介します。

 (1)呼吸

 みなさんは、「ハイ、深呼吸をしてください」と言われたら、はじめに吸いますか? それとも、吐きますか?

 たいていの人は吸うことから始めます。体育でそう習いましたからね。でも、これは生命の呼吸の順序とは逆なんです。

 生まれたばかりの赤ちゃんの第一呼吸は「おぎゃー」と吐いて、始まります。逆に亡くなるときには息をお引取りになる、というように吸って終わるんです。

 呼吸とはその字が示すとおり、吸うを呼ぶ行為。

  つまり「吐く」ことが基本なんです。呼吸法にはいろんな流派がありますが、「吐く」息を意識するという点ではすべて一致しています。

 また、「吐く」という字を分解すると、「土」つまり地球に「口」をつけるとなります。地球を取り巻く大気に呼吸を通じて自己存在を参加させる。これがヨガで教えられる呼吸の基本的な考えです。

 吐く息というのは「自分はここにいるぞー!」という自己表現なんですね。

 逆に緊張して呼吸が浅くなっている時は、「見えない・からだ」も縮んでいる、と考えてください。

 (2)食

 以前にも登場しましたが、「生物系統分類と食物の関係」という研究があります。それによると、人間にとって系統的に近い牛や豚の肉を摂るより、より離れた「植物」や「菌類(キノコ)」を摂る方が、からだによいそうです。

 

 植物やキノコも、それぞれの生命場(見えない・からだ)を持っています。

 地球上において、決して哺乳類にはできない「経験」を植物やキノコの見えない・からだが備えていると考えるなら、「食」とは本質的にその経験を「いただく」ということなのです。

 「食」を通じて自分の見えない・からだの経験を増やし、柔軟性を高めることが、「いただきます」の本来的な意味と考えることができます。食事の前、「いただきます」と念じる感謝の気持ちは、じつは何よりもおいしい調味料なのです。

 (3)ことば

 「いただきます」同様、「ありがとう」という言葉はとても強い力を持っています。

 

 写真は、同じ電気ジャーから取り出したご飯の残りをそれぞれビンに入れ、子どもたちに一方には「ありがとう」、一方には「ばかやろう」と1ヶ月、声をかけてもらった実験結果です。

 「ばかやろう」は見るも無残に腐敗し、異臭を放っていました。それに比して「ありがとう」の方は発酵はするものの、その匂いはほんのりとした懐かしいものになります。言葉の力をまざまざと見せつけられる実験です。

 言葉は「事場(ことば)」です。

 ことばの使い方が生命場に与える影響は計り知れません。

 (4)イメージ力

 成功のイメージトレーニングをするとき、より明確に細かくした方が、実現しやすくなるとはよくご存知でしょう。

 それは、健康についても同じです。からだに関するイメージは、肉体より先に「見えない・からだ」で実現していますから。

 例えば、神社でお祈りをする時、癌になりませんようにとか、病気になりませんようにとかいうふうにしていませんか? これは大きな間違いです。

 何々なりませんように、という否定形ではイメージしているのは病気の姿ですから、逆効果なのです。

 自分がなりたい姿を明確にイメージする方がほんとうなのです。すなわち、自分がどうありたいか!を常に想像することが、やはりもっとも大切なのですね。

  以上、4つの生活習慣は、今日からすぐに実行できるものばかりです。からだが固いと、ケガや骨折をしやすいように、「見えない・からだ」にも普段から柔軟体操が必要です。

 「見えない・からだ」のセルフ・コントロール、自分の生命場を高めるストレッチとして、ぜひ生活に取り入れて見て下さい。

 次回は、「見えない・からだ」を大きく育てる第5の方法について、「波動リーディング」のお話を進めて行きたいと思います。

 人体の謎研究所&波動リーディングセンター 
  所長 板垣宏征
  http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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