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板垣宏征の「見えない・からだ学」 29号 |
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「人間って左右対称 !?〜肝臓と脾臓の不思議〜」 |
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右眼・左眼、右耳・左耳、両手足、外から見ると人間のからだは左右対象です。
からだの中をのぞいてみても、左脳・右脳、右の肺・左の肺、右心室・左心室・・・、ずっと下がって、腎臓も左右2つあります。 男性の精巣も、女性の卵巣も2つずつです。 では、お腹の中はどうでしょう? まんなかに胃があって、腸がぐるぐる、右に肝臓(かんぞう)があり、左に膵臓(すいぞう)がある。 あれっ? 「腹腔内(ふくこうない)」と言いますが、ここでは左右対象がずれています。どうしてでしょうか? 「肝臓(かんぞう)」と「脾臓(ひぞう)」 ‘膵臓(すいぞう)がん’は見つかりにくいって言われています。これは膵臓(すいぞう)が胃の裏側の、背骨との間にあるため、検査でも見つけにくい位置にあるからです。 「脾臓(ひぞう)」は、その膵臓(すいぞう)のさらに奥の方、膵尾(すいび)のはしっこのさらに裏の方にあります。位置的にまさに‘秘蔵’といった感じですよね。 そのせいか、現代医学では脾臓(ひぞう)はあんまりはたらきを重視されていません。 白血球のひとつリンパ球を生み出す場所であることなどが知られていますが、脾臓(ひぞう)は腫(は)れて水が溜まったりしたら、すぐ手術でとられてしまいます。 虫垂(俗にいう盲腸)もよく切られますし、扁桃腺(へんとうせん)もアデノイドなどで腫(は)れると切られます。共通する点は、どれも免疫組織であるという点です。 ある時、ちいさな赤ちゃんの波動リーディングに来られました。夜泣きが激しく、暗いところを極端に恐がると言うのです。 どこか原因の臓器があるのかと思い、五臓六腑や脳のすべての波動を調べていきました。 すると、出てきた波動項目が「脾臓(ひぞう)」。 そこで、脾臓(ひぞう)と他の臓器との波動の相性を調べていきました。 脾臓(ひぞう)と心臓 脾臓と腎臓 脾臓と肝臓 脾臓と肺・・・ 人は五臓同士が調和していれば基本的に健康でいられるのですが、これらがちゃんと共鳴・協力してバランスを取っているかを調べたのです。 すると、驚いたことに「脾臓(ひぞう)」と「肝臓(かんぞう)」の関係が、ものすごく非共鳴反応を起こしていました。 左右対象の名残り!? 消化器系はまんなかには「胃」があります。その下に「十二指腸」があって、ここに膵管(すいかん)・胆管(たんかん)が注ぎ、膵液(すいえき)や胆汁(たんじゅう)といった消化液を分泌するようになっています。 |
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肝臓(かんぞう)と胆嚢(たんのう)は位置的に実際につながっています。胆汁(たんじゅう)は肝臓でつくられ、胆嚢(たんのう)に一時貯蔵されています。 膵臓(すいぞう)と脾臓(ひぞう)はというと、これは実際にはつながっていませんが、腹腔内を全体的に眺めると、右側に「肝(かん)・胆(たん)」チーム、左側に「脾(ひ)・膵(すい)」チームが、左右対象に位置しているように見えます。 胃と十二指腸を中心にして、右に胆汁(たんじゅう)を出す胆嚢(たんのう)があり、左に膵液(すいえき)を出す膵臓(すいぞう)がある。その上にそれぞれ右に肝臓(かんぞう)、左の脾臓(ひぞう)。 実際、これら2つの臓器のまわりには「門脈(もんみゃく)」と呼ばれる静脈系の管が分布し、肝臓(かんぞう)と脾臓(ひぞう)はその門脈でつながっています。 ほかにもこの2つの臓器には、からだの古くなった赤血球を破壊するという共通の役割があります。 右比重と右回転 からだのお腹を前から透かして見たとき、腸は右回転でぐるぐる便を運んでいます。 血液循環の流れも大まかには、同じです。左心室を出た血液が右の心臓に戻ってきます。 人間は発達・進化の過程で右回転を宿命づけられたのでしょうか? その影響で、右にある肝臓の方が大きさも働きも大きくなった!という仮説をたてるのはいささか飛躍があるにしても、ほかと比べて支える骨の少ない腹腔内で、もともと左右一対だった肝臓と脾臓のうち、右の肝臓だけに比重がかかりすぎて大きくなり、極端に働きを増したと考えると、これはなかなか興味深い話です。 左右バランスの時代へ 脳の左右を考えて見ましょう。ご存知のように右半身は左の脳が、左半身は右の脳が支配しています。これは右脳・左脳からからだへ行く神経が「延髄(えんずい))というところで交差しているためです。 左脳は論理思考や理性を司ります。右利きの人が多いことが示すように、現代人は左脳型だと言われてきました。つまり、理性と論理的思考がこれまでずっと、社会基準になってきたのです。 一方の右脳は情緒、直観、感情、イメージ、芸術感知などを司ります。 1990年代まで、経済では急速な「右」肩上がり、教育では「左脳教育」重視だった時代が峠を越え、今、教育やビジネスにおいても直観を活かす「右脳教育」が注目を浴びています。 からだでいうと、左右交差になりますから、左側の機能を発達させようということになりますね。 右脳の開発は、すなわち感性や直観力を磨くということになりますが、それがからだの左側にある脾臓(ひぞう)とつながっているとするならば、秘蔵なる脾臓(ひぞう)には何か私たちにとって、とても魅力的な能力が秘められていることを示唆しているのかも知れません。 21世紀は「肝炎患者」が急増すると言われています。 右の肝臓に拮抗(きっこう)してバランスをとるために、今こそ左の脾臓(ひぞう)が活性化されなければなりませんね。 そんなことを考えさせてくれた小さな赤ちゃんの波動リーディングでは、ちなみにすっかり夜泣きがなくなりました。 上手にエネルギーのバランスがとれたら、この子の右脳がみごとに開発されるのではないかと、成長ぶりを楽しみにしています。 |
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人体の謎研究所&波動リーディングセンター |
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※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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