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板垣宏征の「見えない・からだ学」 16

「あなたの可能性を引き出す波動リーディング

 赤ちゃんをずっと観察していると、面白いことに気づきます。

 うちの子供たちもそうでしたが、生まれたばかりの赤ちゃんは目を開くと、ずっと宙を見つめています。何を見ているのかな?とその先を追いかけても、大人の目には何も見えません。でも、確かに何かを見ている。

 通常、赤ちゃんは生後2ヶ月ぐらいで目が見えるようになるといいます。

 でも、その2ヶ月の間、赤ちゃんには何も見えていないんじゃなくて、むしろ、大人には見えない、いろんな世界をたくさん“観て”いるんじゃないのかな、と思うのです。

 そのうち、だんだん「ああ、この世界ではこのくらいの範囲でモノを見るんだな」とか「このくらいの範囲で音をキャッチするんだな」とか、多くの周波数の中から、これから生きていくに必要な分だけを上手にチューニングして、いわゆる視覚や聴覚の領域を身につけていく・・・。

 生まれたばかりの赤ちゃんは、つまり、大人よりもずっと広い世界と共鳴できるし、認識しています。

 でも、そのまま成長してしまうと、聞こえなくていいものまで聞こえるし、見えないものが見えて、幻聴や色覚異常なんて言われて、とても生活がしづらくなります。

 だから、上手に調整し、環境に応じた分だけチューニングして、それを能力にしていくのでしょうね。

 同じことを、別の視点で考えてみましょう。

 古代、自然の中で生きていた原始人の視力や聴力は、現代人と比べれば、はるかに高かったに違いありません。

 遠くの獲物を見極める能力、獣が近づくと、すぐに察知できる聴力や嗅覚。たぶん、視力も6.0以上はあったでしょうし、音も低周波から高周波までとても広い範囲で聞き分けられたはずです。

 もしも、タイムマシンがあって、その原始人が突然、現代に連れてこられたと仮定しましょう。

 たとえば、東京のど真ん中に現れた原始人は、おそらく、まぶしすぎて、うるさすぎて、臭すぎて、連れてこられたその場で卒倒してしまうでしょう。とても耐えられる環境ではない。

 逆に言うと、現代人は、それほどに騒々しい環境に対して上手に適応し、視覚や聴覚、嗅覚の範囲を狭めて、今の生活環境でやっていけるようにチューニングしているということなのですね。

 赤ちゃんや原始人の例が示すように、人間は本来、ものすごい範囲で可能性を秘めています。

 視覚や聴覚のみならず、人間の遺伝子で、実際使われているのは3%くらいと村上和雄先生(筑波大学名誉教授)がおっしゃっているように、今、自分の能力として把握している何倍、何十倍もの可能性をひとりひとりの人間が持っているのです。

 この連載を読んでいただいている方に一番知ってほしいのが、そのことです。

 人間はワクワクするような可能性に満ち満ちている!

 でも、すべての能力が全開となってしまうと、この世界はとても生きにくくなりますし、あまり行き過ぎると、もう解脱しちゃって、肉体が消滅してしまいます。

 この世界に生きていくということは、すなわち、人間の大いなる可能性の中から必要な分だけを上手に取り出し、行き過ぎず、足りなさず、環境に適応できる能力を育てていくということなんでしょうね。

 わたしの研究所には、うつ病の方が多く相談にいらっしゃいます。

 自殺願望があり、「生きていく意味ってなんですか?」ってよく聞かれます。

 「生きる意味なんてない、だって、真面目に生きている自分がこんなに苦しくて悪徳政治家や、人をだましてのうのうと健康に生きている人がたくさんいるでしょ」」」」と。

 最初は、答えに詰まってしまいました。

 その方のこれまで生きてこられた背景、ぎりぎりの状態、押しつぶされそうな環境をお聞きして、これは私なら耐えられないなと思いました。

 ・・・確かに、まじめに生きていくことがきっと報われるというのなら、この世はとても不公平ですね。

 ・・・それに、私はあなたに代ってあげられる勇気もない。

 ・・・でもね、あなたが生きていく意味は絶対あると言えますよ。

 人間のからだは60兆個の細胞でできていると言われています。私の細胞ひとつひとつにも、ひょっとすると、私たちのような人格があるかも知れない。

 そう考えると、自分はひとりで生きている、と思って生きている細胞もいるでしょう。まさか自分が肝臓組織の一部だとは考えていない。その上、「私」を構成しているなどとは夢にも思わない。

 私たちひとりひとりも、この細胞のように、自分の人生が何かの役に立っているとはなかなか考えられないものです。

 たったひとりで、多くの困難にさらされながら生きていると思っている人も多いはず。

 でも、この細胞がしっかり生きていてくれるからこそ、私は健康なのであり、生きていけるわけです。

 この細胞が肝臓の一部としてしっかり生ききってくれるからこそ、肝臓の「場」は継続して「場」を保ち、新しい細胞がちゃんとアイデンティティを持って生きていける。

 細胞の寿命は、私たち人間よりもずっと短いけれど、しっかり生きてくれることが肝臓全体を生かし、ひいては「私」を生かしてくれる。

 ・・・少し回りくどいけど、僕はあなたが生きる意味は絶対にあると思うんですよね。

 (まだ納得いかないような表情で)「ふーん、そんなもんかも知れないですね」

 ・・・あなたがこの人生を生ききろう、と思ってくださるなら、僕らはそのサポートはきっとできると思います。だって、あなたにはまだまだ自分の知らない可能性に満ち満ちていますから。

 私たちが多くの可能性に満ちているということと、それさえ、開放してやれば、楽に生きられるということとはちょっと違います。

 どちらかというと、その可能性を環境に応じて引き出す過程にこそ、もっとも大きな人生の意味があります。

 そして、こういうと少し誤解を受けそうですが、「病気も才能だ」と私は考えています。

 病気は自分の可能性と環境との適応の過程であり、その経験は、私たちの知らない何かに、適応力を還元しています。

 ひとりの命には、大いなる可能性が秘められている。

 そして、人生はひとりだけのものではなく、場を創り、それはどこか私たちの気づかないところでもっと大きな生命に還元されている。

 可能性を咲かせるために、人生という環境がある。

 自分の可能性を引き出すために、いっちょこ(方言:1回の意)の人生、どういうふうに生きたろか!

 私たちの波動リーディング技術は、そうして、自分の人生にコミットした方々には、ほんとうに大きなサポートができると思います。

※お陰様で満席につきキャンセル待ちとなります

 

 人体の謎研究所&波動コミュニケーションズセンター 
  所長 板垣宏征
  http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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