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板垣宏征の「見えない・からだ学」 15

「症状編(2)見えない・からだ学でみる更年期障害

 この連載を読んでいただいている方々から、同じ時期に3つ続けて「更年期障害」についてのご質問を頂きました。

 今回は、更年期症状を「見えない・からだ学」ではどう読み解くかについてお話したいと思います。

 中高年女性に特有とされてきた更年期の症状も、最近では中高年男性をおそう「男性更年期」、また30代すぎの女性にも「若年更年期」という症状がみられるようになりました。

 更年期障害とはもともと40代半ばから50代すぎ、ちょうど女性の閉経期の前後7年くらいに現れるホルモンバランスの変化によるさまざまな症状のことを指します。

 のぼせやすい、顔がほてる、頭痛・めまい、うつ傾向、動悸・息切れ、疲れやすい、肩こり・腰痛がひどい、手足の冷えがきつい、最近とくにいらいらして怒りっぽくなった・・・。

 これを見て、「女性はたいへんだねぇ・・」と言っている読者の中の男性陣のみなさん! 人ごとではありませんね。

 自分の奥さんがその時期を迎えたときには、イライラや怒りの矛先が、真っ先に自分に向けられますから。

 「見えない・からだ学」では、家庭の「場」は、夫婦や子どもをはじめとする家族構成員全員でつくるものと考えます(第3号参照)。

 個人の生命場がお互い影響しあって、家族の場を創っていくわけですから、奥さんの更年期症状がひどい場合には、ご主人にも責任の一端は大いにあるということですね。

 これはまた職場にも言えることで、キャリアの女性、女性経営者にとっては、職場における人間関係や仕事上のストレスが大きく関わってきます。

 当研究所にいらっしゃるケースでみると、同じような年齢層でも、家庭のストレスで来る場合は、おおむね、からだの右側(右側の頭痛など・・・)に症状が出やすく、職場のストレスは左側に出やすい傾向があります。

 東洋医学が教えるところでは、女性のからだは7年周期を持っています。一般に14歳で初潮をむかえ、49歳で閉経をむかえるというように、女性のからだの機能はホルモンの働きを通じて、7の倍数(7歳、14歳、21歳、28歳、35歳、42歳、49歳・・・)で変化していきます。

 「7」という数字は、「年」だけではなく「日数」にも表れていて、女性にとって月経周期が約28日(7日間×4)、皮膚のターンオーバーも約28日というように、心身の働きに大きな影響を与えています。

 先日、当研究所へお越しになった女性のケースでは、45歳で更年期症状が強く現れ、48歳の今、ピークで苦しんでいるとのことでした。

 下の7年周期表に照らし合わせて過去の出来事をふりかえってもらうと、24歳で結婚、31歳でご主人が事故で亡くなり、その後再婚した旦那さんとは38歳で離婚というように、更年期症状が出始めた45歳を7年ごとに遡るように、男性関係による大きなストレスが起こっていることがわかりました。ちなみに、17歳のときは大失恋をしたそうです。

 「七五三」の由来が示すように、7歳までというのは一人前の人間が出来上がるまでのひとつの区切りです。

 人は7歳までに経験したことが、いい意味でも悪い意味でも、その人のからだや心のクセ、その後の人間関係の基盤になります(第9号参照)。

 上の女性の例では、周期表をさらに遡って「3歳」のときの人間関係・・・父親に初めて思い切り叱られた、突き放された、お父さんと出かけていて迷子になったなど・・・本人はもうとっくに心の奥底にしまいこんでいましたが、これが「男性」へのはじめての「印象」として根底をつくっていました。

 大人の目から見れば取るに足らないちょっとしたストレスも、子どもにとっては重大な心の負荷です。

 1歳、2歳、3歳・・・7歳までのそれぞれの年齢に起こった大きな出来事は、本人はすっかり忘れてしまっていても、見えない・からだ(潜在意識)は覚えていて、3歳のときの出来事なら、後の7年周期で10歳、17歳、24歳・・・に、同じような心理ストレスが形を変えて目の前に起こって、そこで解消されることを求めてきます。

 これは、上手に解消されさえすれば、次の7年後には逆に、とてもハッピーなことが起こる場合もあるので、俗に言う「トラウマ」と呼ぶ必要はないかもしれませんが、更年期障害という女性ホルモンバランスによる症状を考えるにはとても参考になります。

 ここで、見えない・からだ学が考える、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳、7歳(0歳)におけるそれぞれの学びのテーマと、そのとき経験したそれぞれの心の負荷が、大人になってどのような更年期症状に現れやすいかをまとめておきます。
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 1歳: 安心感、自己生命の保存を学んでいます。内分泌線では「卵巣」と「副腎」が大きく成長。ここでのストレスは更年期症状としてうつ傾向、不眠、便秘、腰痛などに現れます。

 2歳: 創造性、感受性と危機管理を学んでいます。内分泌線では「腎臓の内分泌機能」が大きく成長。ここでのストレスは更年期症状として女性器疾患、腰痛、頻尿、膀胱炎手足の冷えなどに現れます。

 3歳: 意志力、自信、社会性を学んでいます。内分泌線では「膵臓の内分泌機能」が大きく成長。ここでのストレスは更年期症状として慢性の胃弱、消化不良、過食・拒食などに現れます。3歳は父親の影響がもっとも出やすい年齢でもあります。

 4歳: 愛、喜び、充実感を学んでいます。内分泌線では「胸腺」が大きく成長。また「心臓」にも関係します。ここでのストレスは更年期症状として動悸、血液やリンパの循環、それによる手足の冷え、血圧、また免疫力の低下などに現れます。

 5歳: 表現力、コミュニケーション能力を学んでいます。内分泌線では「甲状腺」が大きく成長。ここでのストレスは更年期症状として代謝力低下、ほてり、動悸、声のかすれ、ちょっとした一言が気になるなどに現れます。5歳は母親の影響がもっとも出やすい年齢でもあります。

 6歳: 知性と経験、洞察力と直観力を学んでいます。内分泌線では「視床下部」「脳下垂体」が大きく成長。ここでのストレスは更年期症状として頭痛、めまい、記憶力の低下などに現れます。

 7歳: 理解力、統合力、自分を世界にどう関わらせていくかを学んでいます。内分泌線では「松果体」が大きく成長。ここでのストレスは更年期症状として皮膚の発疹、うつ、不眠、慢性疲労などに現れます。

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 内分泌系というのは、その働きにもっとも潜在意識が反映する器官です。

 ご自身のからだに、どのような症状がもっとも強く出ているか、また症状が出始めたのは何歳だったかを確認していただいて、上の表に照らし合わせて一度じっくり考えてみてください。

 人間には意識のエネルギーや気のエネルギーがちゃんとありますから、からだや症状の背景に想いを向けていただくだけで、少し症状も落ち着いてくれるはずです。

 また場合によっては、波動測定を通じて、各年齢の潜在ストレスを探るのも大きな手段です。3月14日のセミナーへのご参加お待ちしております。

 

 人体の謎研究所&波動コミュニケーションズセンター 
  所長 板垣宏征
 http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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