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板垣宏征の「見えない・からだ学」 14

「症状編(1)拝啓いよいよ花粉症の季節となりました

  「節分」が近づいてまいりました。毎年、「立春」の前の日を「節分」としますので、今年の立春は2月4日。だから、3日が「節分」です。

 そして、毎年この日を過ぎると、巷には、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ、頭痛がする、のどまでかゆい・・・などの症状に悩まされる人々が現れます。

 このように並べると「ああ、また来てしまったか」と嘆く方も多いでしょうが、花粉症については、当研究所への相談も、なぜか毎年、節分を境に出始めます。

 今まで花粉症でなかった人も今年からついに・・・というケースが年々増えて、今では日本全国で、およそ1200万人もの花粉症患者がいると言われています。

 (病院にかかっていない人を含めると、もっといるだろうというのが実感ですね)

 さらに今年は、昨年までの異常気象が響いて、尋常でない花粉の量が舞うそうです。

 人事異動や新規事業立ち上げなど、とても大切な時期だというのに、これほど集中力を奪う症状には、毎年のことながら辟易(へきえき)させられますね。

 花粉症の原因となる植物は約40種類といわれますが、代表的な花粉には、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどがあります。

 もともとは有害でもなんでもない花粉が、アレルゲンになり、わたしたちのからだが過敏に反応してしまうようになったのはなぜでしょうか?

 少し前のデータになりますが、日光の杉並木周辺での有名な調査報告によると、おなじ杉並木周辺の住民でも、自動車交通量の多い地域で、花粉症の患者が圧倒的に多いそうです。

 大気汚染物質の中に含まれるディーゼル排気中の微粒子(DEP)により、スギ花粉だけを吸い込むよりも、スギ花粉とDEPを一緒に吸い込んだ方が花粉症になりやすいのです。

 森林伐採、環境破壊により、樹木たちも自分たちの子孫を残すために、より強力な種子や花粉をつくらざるを得なくなりました。花粉は風によって遠くに飛ばされますが、最近では花粉の飛ぶ距離が年々遠くなっているという報告まであります。

 樹木たちにとっても生存競争ですよね。

 春は生まれ変わりの季節・・・。

 樹木と同じように人のからだにも、その内部では大きな変化が起こっています。

 東洋医学の思想に「五行陰陽」という説がありますが、木・火・土・金・水という、独特の世の中の構成原理をもとに、この五行に即してそれぞれの「臓腑」を分類し、またそれぞれに「季節」を当てはめると、以下の図のような関係になります。

「五行」と「臓腑」と「季節」の関係
 (注)時計回りの矢印は、たとえば「腎」は「肝」を生むというように臓器の親子関係を示す「相生(そうせい)」の関係を表しています。また、円形の中の直線の矢印は、逆に「相剋(そうこく)」の関係を表し、働きが行き過ぎた臓器に矢印向きにブレーキをかける役割を示すものです。

  人のからだは、季節ごとに臓腑の持ち回りがあって、上のように肝→心→肺→腎(季節の間に土用)と季節ごとに役割を移していきます。

 冬から春へ。図で言うと「腎」から「肝」へバトンタッチが行われる頃が「節分」に当たるわけですが、からだにとっても年度決算を迎えて、1年の帳尻を合わせる時期になるのです。

 冬の間はただでさえ、寒さの影響で、からだの筋肉・内臓・皮膚などがちぢこもっています。そして、雪解けを向かえ、そろそろゆるんでもいいよ、という時期になっても、まだ、からだが緊張して内臓が冬のまま、という人がいます。そういう人は、特に「腎臓」が緊張しています。

 腎臓はご存知のとおり、全身の血液をろ過し、老廃物や不要なものを取り除いてくれるのが役目です。

 春になって、有形無形のさまざまな因子が血液中に入ってくるこの時期に、腎臓だけが緊張したままでいると、ろ過すべき物質をうまく処理することができません。

 だから、からだの方では入ってきては困る花粉や微生物を、入り口である鼻やのど・目の粘膜で過剰に反応してSTOPをかけようとし、アレルギー反応が起こり、いわゆる花粉症となるのです。

 この症状は、からだが完全にゆるんでくれるまで(5月5日の立夏)、続きます。

 当研究所へお越しになる方々の「波動リーディング」をしていると、花粉症にも大きく2つのパターンに分かれることに気づきます。

 ひとつは季節配当による「肝臓」に反応があるケース。

 もうひとつが、この「腎臓」由来のケースです。

 肝臓からくる花粉症のケースでは、くしゃみ以上に目のかゆみが主症状になりますが、圧倒的に多いのは、腎臓からくるケースの方で、こちらは鼻づまりがひどく、のどがイガイガします。

 五行陰陽説が示す配当によれば、腎臓は「恐れ」に敏感な臓器です。

 波動測定でも、100を超える感情コードを使って、今、からだに起こっていることを「こころの状態」に変換していきますが、腎臓緊張による花粉症のケースでは、「恐れ」「非常な恐怖」「死に対する恐怖」「自制心を失う恐れ」など、多くの「恐れ」についての反応が出てきます。

 「春」=古い自分を捨て、新しく生まれ変わる自分に対しての「恐れ」が、アレルギー反応を起こすのでしょうか。

 また、前の1年の処理事項を抱えすぎていて、この時期にからだの粉飾決算などしていると、新たな季節に身動きが取れなくなって、その分が鼻水などでからだに出てくるのかも知れません。

 ・自分にとって最小限必要なものは何か?

 ・重たい荷物を必要以上にかかえていないか?

 ・新しい環境に適応するこころの準備はできているか?

 花粉症って、これらのことをもう一度確認させてくれるサインを出してくれているような気がします。

 以下、「見えない・からだ学」が薦める「花粉症」対策をご紹介しておきます。こんな日常的なことの方が「花粉症」には有効かもしれません。

 ○やるべきことの優先順位をつけてみる(いろいろ抱え込まない)

 ○自分にとって一番大切なものは何かを考えてみる

 ○お風呂にゆっくりつかったり、ストレッチをしてからだをゆるめてやる

 ○部屋の整理をして捨てるべきものは捨てる

 ○波動水を飲んでからだを開く!

 

 人体の謎研究所&波動コミュニケーションズセンター 
  所長 板垣宏征
  http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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