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板垣宏征の「見えない・からだ学」

「生活編 (2)呼吸のやり方

  今回は、「呼吸」についてです。

 みなさんは、「はい、深呼吸をして下さい」と言われたら、まず吸いますか?
 それとも、吐きますか?

 多くの人が、「呼吸とは酸素を体内に取り入れること」と教えられているので、深呼吸と言われると、まず「吸う」人の方が圧倒的に多いようです。

 でも、本来は反対なのです。

 さまざまな呼吸法がありますが、どれも共通している呼吸の基本は、「吐く」息を意識するという点です。

 呼吸とは、「吸う」を「呼ぶ」行為で、イコール「吐く」というのが本来的な意味なのです。

 生まれてくる赤ちゃんは「おぎゃー」と、まず「吐いて」、呼吸を始めます。

 逆に、ご臨終の際は、「息をお引きとりになって」吸って、終わります。

 つまり、「吐く」ことが呼吸の基本であり、「吐いて吸う」のが人生を通じての呼吸の順序なのです。言い換えると、「吐く」ことが「生きる」ことをあらわしているのです。


 《入力と出力のバランス》

 呼吸に限らず、人間っていろんなものを出し入れして生きています。

 食べもの、飲みものは言うにおよばず、からだに入ってくるものはさまざまです。

 ウイルス、細菌などの微生物だって、いやでもからだに侵入してきますし、重金属、合成着色料や微量毒素も、無意識のうちに取り込んでしまいます。

 普通に生活するうえで、これらをできるだけ避けようとする努力も大切ですが、入ってきても大丈夫なからだづくり、つまりは、「出す」方に意識を向けることがもっと大事かもしれません。

 出す方とは、呼吸で言うと吐く方、さらには快便・快尿です。

 人間は、固体・液体・気体で上手に出し入れの帳尻を合わせているのですが、入ってくるものは目に見えるものだけではありません。

 におい、音、電磁波、その土地の磁場、大きく見れば、地球の磁場、天体の動きなどの影響も受けています。

 なかでも、職場、家庭での人間関係におけるストレス、ニュースや仕事上の社会情勢のさまざまな情報洪水は、身近な入力情報として、ひとりひとりのからだに大きく作用しています。

 でも、見える見えないに関わらず、多くの入力情報をうまいこと、いろんな形に変換して、「個性」として出力していけるのが人間の人間たるゆえんです。

 声、笑い、涙、思考活動、運動、様々な感情表現も、大切な出力の方法。

 「病気」や「症状」も、実はその出力形態のひとつだと考えれば、うまくつじつまが合います。

 入力に対する出力のバランスが悪い時、たまったエネルギーを無理やりにでも放出しようとする働きが、痛みや発熱、炎症といった「症状」です。

 何でもそうですが、たまっているとやがて腐敗し、負のエネルギーとなります。

 からだでは、「便秘」などがわかりやすい例ですが、感情ストレスなどもたまってくると「こころの便秘」となり、そのベクトルがからだの内側に向くと、臓器の働きを阻害したり、変性疾患やさまざまな病気のもとになります。

 がんは、病院の検査で発見される大きさは、1cm大くらいと言われますが、そのくらいの大きさのがん組織をつくるのに、何億個ものがん細胞が必要だそうです。

 億単位ものがん細胞をつくるには、相当なエネルギーが要るはずですが、それだけのものを生み出すエネルギーを、からだに蓄積しているということなんですね。


 《エネルギーの出力変換を行なう波動測定》

 自然法則の基礎的な原理のひとつに、「エネルギー保存の法則」があります。

 「エネルギー保存の法則」とは、簡単にいうと、ある部分でエネルギー量がプラスになれば、どこかで同じ量のエネルギーがマイナスになる。つまり、エネルギー全体の量は変わらないという法則です。

 それが人間にも働いているとしたら、病気のエネルギーをどこかへ消してしまうというようなことはできません。

 病気という形でしか表現されていない蓄積エネルギーを、上手に別の出口を見つけてやること。それができれば、もっともよいはずです。

 そして、おそらくその最良の出口とは、その人の「才能」の発揮だと思います。

 HADO“R”による波動測定をしていて、「脳」の部位や「感情」コードに行きつくことがよくあります。

 それはつまり、出口が見つからず、「病気」としてしか表現できなかったエネルギーを「脳のこの部分を活用したらどうだ」とか「こうした感情表現で出してしまったらどうか」という形で出力の方法を変換してやるということです。


 《呼吸をうまく活用しよう》

 「長生き」は「長息」とよく言いますが、確かに吐く方を意識した呼吸にすると、1分間の呼吸回数が減り、ゆったりとした気持ちになります。

 現代生活においては、なかなか吐く方への意識が向かず、呼吸は浅くなりがちです。

 「吐く」という字は、土に口をつけるということで、「土」つまり地球の大気に呼吸を通じて、自分を参加させるという意味があります。

 赤ちゃんが吐いて呼吸を始めるのは、地球に自分が生まれましたよ、という参加表明であり、普段おこなう呼吸にも、つねに地球への「自己表現」の意味があるわけです。

 呼吸が浅くなっている時は、何か自分だけ取り残されたような気分になりますが、それは、逆に言うと、私たちひとりひとりが地球とつながっているという証拠でもあるんですね。

 そんな時は、「ああ、今、情報過多だな」と思って、ふーっと息を吐いてみて下さい。

 きっと自分を取り戻すことができるはずです。 

 

 (株)サンクリエート波動Style事業部
  取締役 板垣宏征
  http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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