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板垣宏征の「見えない・からだ学」 3号

「生命場・家庭の場・職場」

 私はこれまでに、「見えない・からだ」を分析する機械を使って、多くの方々の病気や悩みに取り組んできました。

 今回は、そもそも「見えない・からだ」である「波動的人体」とはどのような「からだ」なのか、についてお話ししたいと思います。

 ところで、みなさんは、満員電車の中や混雑した駅などで、イライラされたことがないでしょうか?

 おそらく、ほとんどの方が経験あると思います。

 実は、このような混雑した所では、私たちの「見えない・からだ」がいくつも折り重なっている状態になっているのです。だから、ちょっと肩が触れるだけでもイライラするのです。

 古来、日本の古神道は、下の図(1)のように、「人のからだは4つある」と想定しています。

 同じように、ルドルフ・シュタイナー(独1861〜1925)は、人間のからだは4つの層で成り立っていると考え、その前提のもとに子どもの自主性を育てていく、シュタイナー教育をシュタイナー幼稚園で実践して、今でも「最も理想的な幼稚園」として、その名は世界中に知られています。図(2)

図(1) 古神道の4つのからだ
図(2)シュタイナーの4つのからだ

 図のとおり、こうした「見えない・からだ」の大きさは、前後左右に8メートルもの範囲に拡がるといわれています。

 このように「見えない・からだ」を考えると、私たちの存在は常に誰かと触れ合っていると言えます。

 それどころか、いっしょに暮らす家族の場合は、触れ合うというよりは、ある部分で「見えない・からだ」を共有していると言えるでしょう。

 よく、「夫婦似た者同士」とか「ペットは飼い主に似る」とか言いますが、これは親子はもちろん、家庭を構成する個人の「生命場」が折り重なって、家庭の「場」を形成しているからにほかならないのです。

 実際、私の波動測定に親子連れでいらっしゃるケースでも、母親とそのお子さんで、同じような感情パターンを示すことがよくあります。

 波動測定では、108項目にわたる感情パターンを計測することができるのですが、どのような心理状態が、いわゆる「ストレス」になるかは、個々人でそれぞれ異なります。

 「怒り」がストレスになる人。 「恐れ」がストレスになる人。 「プレッシャー」には強いが「悲しみ」にはめっぽう弱い人など、さまざまです。

 しかし、子どもの場合は、母親(もちろん父親も)の持つ心理パターンの影響が波動として、子どもに伝わることが多いのです。

 なぜ子どもに伝わるのか?

 それは、家庭の場で共有するストレスは、より生命力の高い方へ流れていって、何とかそこで処理しようとするからです。

 だから、お父さん、お母さんが疲れてくると、そのお父さんとお母さんが倒れる前に、まず子どもが発熱、発疹、鼻水、咳などのわかりやすい形で、家庭のストレスを表現してくれるのです。

 お母さんは「この子は風邪ばかりひいて、ほんとうにからだが弱いんですよ」とおっしゃいますが、個人を切り離して考える前に、「家庭の場」というつながりの中で、家族全体のストレスをお子さんが一身に引き受けてくれている、と考える視点が非常に大事です。

 日頃、私たちは「見える・からだ」を分割的に考えるクセがついていますので、「肝臓」が悪い、「腎臓」が悪いと、すぐに個々の臓器のせいにしてしまいます。

 しかし、私たちのからだ全体を一つの生命場としてとらえると、すべての臓器は分断されているのではなく、お互いに影響しあっているのです。

 つまり、肝臓に異常がある時は、実は、からだ全体で処理すべき問題を「肝臓」が一身に背負ってくれている。

 あるいは、腎臓の数値に異常がある時は、そういう種類のストレスがからだにかかっていて、そうしたサインを腎臓が出してくれている…。

 このように考えると、けなげに働く自分の肝臓や腎臓をいとおしく思えてこないでしょうか。

 ある中小企業の社長さんの波動測定をした時のことです。

 その社長さんは、私がアドバイスしたことを素直に実行してくださり、その後、ご自身の体調を取り戻され、それを機に、波動測定は面白いというわけで、20人くらいいらっしゃる社員のみなさん全員の波動測定を依頼されたことがありました。

 すると、社員ひとりひとりの心理面の測定をしていくと、7割以上の方に、「孤独」という心理項目への反応が見つかりました。

 実は、これは社長さん自身が一番大きな課題として抱えていたテーマです。

 つまり、社長さん自身の波動が職場に作用して、その職場にいる人たちに悪い影響を与えていたのです。

 一般的に「社長とは、孤独とプレッシャーに耐える職業だ」と言われますが、この「孤独」の影響が強くなっていくと、当然、職場の活力は次第に失われていきます。

 このときは、この「孤独」という項目に対応する波動情報転写水(後の号で詳しく解説)をつくり、1ヶ月の間、職場で全員の方に飲んでいただきました。

 同時に、社長さん自身に、ある特定のイメージを1ヶ月間持続してもらったところ、2ヵ月後の売上げが向上したという、副次的な効果も得られました。

 たまたまなのかどうなのか、この不況の中、その社長さんにはとても喜んでいただきました。

 いずれにせよ、個々人の「見えない・からだ」が職場でも重要なつながりをもち、社長のイメージや目的意識が、まさに「場」をつくるということを教えてくれたいい例でした。

 

 (株)サンクリエート波動Style事業部
  取締役 板垣宏征
  http://www.nazoken.com/

 ※板垣宏征氏に質問のある方は、なんでも結構ですので下記にお寄せください。 okada@jmca.net
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