MTチェッカーで心の健康チェック
MTOPとは、「メンタルタフネス・オリエンテーション・プログラム」の略称だ。ストレス耐性を高めることが、うつ防止に繋がるとの考えから、同社は「メンタルタフネス」すなわち「心の打たれ強さ」という考え方を重視する。
「メンタルタフネスとは、自分の心を冷静に把握でき、状況におうじて的確に対策が出来ること」と渡部氏が説くように、MTPOには自分自身の精神状態を分析できるメニューがそろっている。
「MTチェッカー」は、七十五問の簡単な質問に答えるだけで現在のストレス状態が分かる。
月に1回確認でき、所要時間もほんの数分だ。
回答結果は「ストレスの影響」「潜在的なストレス耐性」「ストレスの原因」の三項目で表示。
データが蓄積されれば、過去半年分の経時変化が確認できる仕組みになっている。
また、「ストレス予防対策」のページでは、メンタルタフネスに役立つ様々な情報を週替わりや月替わりで掲載。
テキストのほかにマンガや動画もあり、楽しみながらストレス予防の知識が身に付く。
これらのサービスを利用すには、MTOPへの会員登録が必要。年間費用は三千六百円。
月会員もあり、こちらは月額五百円だ。
他にも、別途料金で電話や面談によるカウンセリングのサービスもあり、メンタルタフネスのための様々なニーズに応えている。
「心の日記」で自己を客観分析
他方、無料コンテンツとしては、「MTOPパーク」があり、この中の「メンタフダイアリー」が現在、注目を集めている。
これは一言で言うと、「心の日記」。心理療法の一種である「認知療法」の考えを応用しており、心の状態を書き留めることとで冷静に分析し、普段陥りがちなネガティブな思考パターンから抜け出すのが目的だ。
例えば、会社で上司に怒られて落ち込んだ時には「失敗を責められた」「自分の失敗が許せない」と悩むことが多い。
この場合、「上司は自分を気にかけている」「上司はあの時、自分に余裕がなかっただけ」と見方を変えることで、マイナスの感情を克服するきっかけを得られる。
日記を公開することで、他の会員とのコメントのやり取りも可能だ。
「人生、気の持ちよう」と、前向きに考えることを促すツールと言える。
これからは「心の健康診断」が当たり前になるかもしれない。