社長のための最新・ITニュース 56号 

『’07 IT流行語大賞

〜Web2.0の定着と更なる深化〜
2007年 ITキーワード番付
西
iPhone、iPod touch
横綱
大関
関脇
MVNO
小結
SaaS、ASP
内部統制、J-SOX
前頭一
クリエイティブ・コモンズ
前頭ニ
前頭三
GPS
前頭四
RIA
ネットカフェ難民 
前頭五
ミクシィ疲れ、ミクシィ症候群
メタバース
前頭六
ティーザーサイト
 昨年同様、今年のIT流行語を振り返ってみよう。
 YouTubeグーグルMixi、Web2.0、グーグルアースビスタ、ワンセグ、番号ポータビリティー、DS、iPod、ウィニー、CGM、ナナロク世代、SNS、セカンドライフ…。
 幕開けから1年かけてWeb2.0が定着し、テレビ番組でもウェブと連動した企画が目立った。
 
 2007年はどうだったか。
 新しいウェブサービスで人気を得た「ニコニコ動画」「Twitter」。
 テラ丼事件は、昨年のウィニー流出事件に変わる今年らしい社会事件。
 
 米国で話題になった「iPhone」と、日本でも人気の「iPod touch」。
 ICカードは生活への密着度を増したが、筆頭は今年「suica」と相互運用で始まった「PASMO」か。

 YouTubeのパートナーシップ強化を始め、今年も常に話題だったグーグルは、グーグルフォンが噂されつつ、携帯電話向けプラットフォー「Android」
で度肝を抜いた。

 番号ポータビリティーに伴う価格競争でソフトバンクが打ち立てた「ホワイトプラン」はTVCMも印象的だった。
 「ASP」の深化と捉える「SaaS」と、いよいよ本格化する「MVNO」は、来年のビジネスシーンで更なる進展を見せそうだ。

 常に論じられた配信と著作権問題で、「クリエティブ・コモンズ」は大きな注目を浴びた。

 導入前の準備期間として担当者にとって頭の痛い「内部統制」は、来年いよいよ本番。ネットで話題を呼んだものとしては、「脳内メーカー」「初音ミク」がインパクト大。
 
 未曾有の展開を見せたSNS「Facebook」に対し、米グーグルはSNS向けソーシャルアプリケーションを開発するための「Open Social」を公開。
 Webアプリケーションのメリットを生かしたまま操作性や表現力を向上させた「RIA」はアプリケーションの新化の道標になっていくだろう。

 携帯に載った「GPS」、今年はサービスが次々登場した。
 1,240万人に会員を伸ばしたミクシィは「ミクシィ疲れ」や「ミクシィ症候群」の現象を生み、携帯サイトではモバゲーが人気に火をつけた。
 ニートと相乗し、「ネットカフェ難民」は流行語大賞にノミネート。ウェブサイト戦略として、好奇心を喚起する「ティーザーサイト」が目立ち、セカンドライフだけではく、いくつもの「メタバース」が注目された。
 
 ワンセグやDSの人気は引き続き高かった。こうして眺めると、新語の中にも以前からあった語が目立ち、時代のキーワードとしてそれらが浮上してきたところが今年の特徴と言えそうだ。

東京IT新聞 12月18日1より

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