社長のための最新・ITニュース 51号 

『変わるケータイ業界

〜いよいよスカイプの携帯電話が発売!〜
 10月29日、ルクセンブルクにてスカイプ専用携帯「3G Skype phone」が発表。2008年には英国、オーストラリア、香港など10カ国近い国での発売が予定されている。 
 スカイプフォンは3G携帯で、これまでのように無線LANがないところでは繋がらないというものではなく、スカイプを3Gをネットワーク経由で使うことが前提。
 携帯電話会社の定額データプランを使うことにより、世界中に無料で通話ができると謳う。
 
 実際には、スカイプ通話やメールが追加料金なしで使えるという形。機器についているスカイプボタンを押すことで、スカイプ電話としての機能も発揮する。
 通常の3G携帯としての着信ももちろん可能。2メガのデジカメも付いていて性能はそれなり。何より定額データプランに加入することで世界中にかけ放題というのは衝撃的だ。
 すでに日本語の紹介ページも登場しているが、日本での発売は未定。キャリアとの事情が複雑な日本での発売は絶望的かもしれない。


 一方、以前から噂にのぼっていた「G phone」ことグーグル携帯の内容が11月5日にとうとう明らかにされた。
 T-mobile、モトローラ、日本からはKDDI、ドコモなど、世界34社でOpen Handest Allianceを結成し、開発を進めることとなった。
 以前から言われていたように、G phoneは特定のハードではなく、プラットフォームだっという訳だ。

 1月12日には早くもプレビュー版が公開予定。2008年下半期にはアンドロイドを採用した携帯が登場する予定だ。
 グーグルが提供するオープンソースプラットフォームということで、これまでの携帯事業者の枠を超え、インターネットサービス部分が強化されたメディアリッチなOSであることが予想できる。
 携帯の世界にもオープン化の波がやってくるというわけだ。

 米国タイム誌が“今年の発明”に選んだ「iPhone」にも、なにやら面白い動きが見られる。スティーブ・ジョブズ氏が無線LAN網共有プロジェクト「FON」のサービスに興味を持ち、企業創始者のマーティン・バーサフスキー氏とアップル本社で会談を持ったというのだ。

 この情報はバーサフスキー氏が好奇心いっぱいに色々な質問ししてきたとのこと。どうやらFONの「無線LAN網を皆で共有する」というアイデア、思想に惹かれているようだ。
 FONは無線LANアクセスポイントを購入し、そのアクセスポイントを一部一般に開放することによって、世界中どこでもFONアクセスポイントを利用できるゆおにするサービス。日本でもサービスは開始されている。

 この無線網を使うことができれば、「iPhone」はそのサービス範囲をさらに広げることができる。
 三者三様のこれらの携帯サービスは、これから先の携帯ビジネスのあり方を変えるモノになる可能性がある。
 通話料主体ではなく、広告やモデルやオープンソース、無線LAN回線網などがこれからの主流になるのかもしれない。



東京IT新聞 11月13日2より

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