社長のための最新・ITニュース 37号 

『Bluetooth

〜なぜ、日本では下火なのか〜
 
 「Blue tooth(ブルートゥース)」を知っているだろうか。
 身近なところだと、携帯電話。最近の携帯電話だと、大抵のものには「ブルートゥース」が搭載されている。  
 それにも関わらず、活用している人は少ない。というよりも、搭載されていることさえ、知らないという人もいる。
 海外では高い普及度を誇っている。なぜ、日本では浸透していかないのであろうか。
 
 「ワイヤレスジャパン」というワイヤレス&モバイル専門の展示会がある。
 やはり、ブルートゥース関連の出店が非常に少なく、ブルートゥース端末を探す方が難しいという状況であった。
 その数少ない展示の中で確認できたものを紹介する。 
 
 まず、アイ・ビー・エス・ジャパンが販売している、impaticaのSHOWMATE


 SHOEMATE(左写真)


 これに、ブルートゥースを搭載したウィンドウズモバイル携帯からデータをブルートゥースで、パワーポイントのプレゼンテーションを受信させ、プロジェクタなどに表示させることができる。
 プレゼンを行なうのに重いPCを持っていくのではなく、携帯などで済ませられるというのは便利である。
 
 ソニー・エリクソンのブースに展示されていたのは、日本では販売されていないウォークマン携帯、サイバーショット携帯など。
 これらもブルートゥース搭載が当たり前な機種。薄型でスタイリッシュなデザインは、日本で販売しても十分に売れそう。
 しかし、「色々とありまして…」と担当者は語る。。
 日本は仕様をキャリアが決定し、それにあったものでないと販売できないという、キャリア主導。その状況では販売が難しいのだという。
 
 ワイヤレステクノロジー株式会社が参考出展していたのは、ブルートゥース通信端末、Gadgety?。
 携帯よりも小さなそのボディの中に、CCDカメラ・カラー液晶を内蔵しており、映像を送信しながらハンズフリー通話ができる映像トランシーバー機能を搭載。
 そのほかにも、多機能リモコン機能があったり、将来的には位置情報アプリの利用なども考えられている。非常にコンパクトなサイズに大きな可能性を秘めている。


 結論として、ブルートゥースは便利である。
 ワイヤレスでPCと繋いでデータを受信したり、ハンズフリーで通話できたりして、一度使うとその便利さは手放せないものになる。
 日本で普及が遅れている原因は、「通話時間が短い」ということにもある。
 メールによるコミュニケーションが主体な日本では、ハンズフリーの需要があまりない、というのも一因らしい。
 しかし今後、運転中の携帯使用の禁止や音楽形態の普及によって、ブルートゥースの需要は高まってくるはずだ。
 ブルートゥース機能のある携帯を持ている人は、どんな形でもいいから一度利用をしてみることを使ってみて欲しい。
 一度、使えばその便利さを実感できるはずだ。
 来年の「ワイヤレスジャパン」では、ブルートゥース関連の展示がもっと見られることに期待したい。






東京IT新聞 7月31日4面より

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