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〜ネット世界の地図を一変するか〜
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IT企業の一大拠点・シリコンバレーが今、騒がしいようだ。 グーグルをしのぐかもしれない、と噂されるネット検索サービスが開発中だという。2005年にサンフランシスコで設立されたパワーセット社がその注目の会社である。 グーグルやヤフーの検索は、キーワード検索。キーワードを重ねて検索をしても、目的のものを見つけるまでに時間を要することがある。 引き出したいサイトや文書に使われていそうなキーワードを入力し、検索するが、パワーセットでは、入力されたキーワードの意味まで理解して情報を検索するために、日常的なフレーズの入力で高い精度の自然文検索が可能になるという。 「例えば、2006年、グーグルが買収した企業はどこか」と自然文で入力し、検索できる、ということになるのだ。 パワーセットは今年中に検索サービスのテスト版を公開するのを目標に掲げている。 検索サイトに掲載する広告料を徴収し利益を上げていく、というモデルをとっているが、英語版以外に日本語版も準備されえいるとのこと。 テキストマイニングと呼ばれる、形式化されていない日常的な自然文を単語などに分解して、出現頻度や相関関係などを解析する手法では、英語よりも日本語の解析の方が難しいとされている。 それだけに、パワーセットの日本語検索がどこまで成果をだせるか、という点で、非常に野心的で興味深く、大いに期待したいところである。 検索サービスといえば、やはりグーグルが不動の地位を得たと一般的に考えられているが、パワーセットはグーグルをしのぐだろう、と一部のIT評論家はいう。 インターネットの世界は、日進月歩で驚くほど足が早い。5年後、10年後のインターネットの世界を予測するのは、容易ではない。世界を圧巻したマイクロソフトであったが、その勢いはグーグルが取って代わろうとしているのが今だ。 そして現在、トップとも言われいてるグーグルも、マイクロソフトと同じく、10年後の地位の保証は全くない。今はほとんど無名のパワーセットであるが、世界で注目される企業となるかもしれないということである。これがシリコンバレーの脅威とスピード感である。今後も注視していきたい。 |
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東京IT新聞 3月29日1面より
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