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〜今後のIT業界を揺るがすビッグキーワード〜
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各方面で着々と実証実験が進められ、本格的な実用化が待たれる人体通信。
人体通信とは平たく言うと、ケーブルの代わりに人の体を使ってしまおうというシステム。この夢のような話が、いよいよ2007年、製品化に向けて具体的な動きが見られそうなのである。 まず、各社における人体通信の研究成果が発表されだしたのは2003年ごろ。 2004年には松下電工が対面販売用計量プリンタへの商品データ入力装置として実用化に成功。 軽量器メーカーへの販売を始めており、また同年、マイクロソフト株式会社は電子とデータを伝達する技術と装置の特許を取得している。 特にマイクロソフトの例はその後の流れに大きく影響を与えており、実用の段階になれば、腕時計・携帯電話といった端末にも利用が可能になると、当時から言われていたほどだ。 そんな中、20006年に相次いで浮上してきたのが「ヘッドホンのケーブルレス」というキーワードである。 2月には韓国のKAISTが人体を電気信号の伝送媒体とする通信技術を開発したという話題が飛び込んできた。 また11月の末には、ソニーが米特許商標局(USPTO)に、これと似たような技術の特許出願を3月に済ませていた、というニュースも。 そしてまたNTTでは人体を伝送経路として、携帯端末などで最大10Mbpsの通信が可能な、体の表面電界による通信技術「レッドタクトン」を発表している。 人体通信はすでに家電メーカをはじめとして「かなりオファーがある」とのこと。 今後、取り巻く環境はますます慌しさを増していくことだろう。 「まず考えられるのはセキュリティー業界。ドアノブを握ると本人確認を行なえる機能などは、遠くない日に動きがみられるのでは。あとは当然、PCへの実装ということになりそう。」と人体通信関係者。 遠くない日…1年や2年のうち?には、本格的に普及するのではなかろうか。 人体通信は今後のIT業界を揺るがしかねないキーワード。今後も注目していきたい。 東京IT新聞 1月18日2面より
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