「アナログ要素を1つ加えて驚くほど売る法」 13

求人広告の反応を上げる



 求人広にも現在はネットを使う企業が増えてきていますが、新聞や新聞折込ミニコミ誌などの求人広告もすたれた訳ではありません。

 ここでは、紙媒体を使い求人広告の反応を上げた方法をお伝えします。

 新しく店を開店させるために求人広告(新聞折込の集合広告でした)を打った時のことです。初めの広告は、8万円の予算を使い大き目の紙面を使いました。

 内容はシンプルで、「新店舗開店のためスタッフ募集」「ホールスタッフ」「調理場のスタッフ」「人数」「条件」…など、通常の求人広告と変わりませんでした。

 結果 パート、アルバイトを含め8名の応募がありました。

 この応募人数では足りるはずもなく、面接して選んでいるわけにも行きませんでした。そこでもう一度広告を出すことにしました。

 同じ広告会社の集合広告です。この時は、6万円と予算を下げその分紙面も小さくなりました。初めの広告と違うところは、内容は同じでしたが、そこに一行加えた事でした。

 結果、32人の応募がありました。

 書き加えた一行とは、「電話24時間受けつけ」です。

 もう一度言いいます。会社の電話番号の下に「電話24時間受けつけ」と入れただけです。

 電話24時間受けつけと話すと、「夜中も人を置いておくのか?」と思うかもしれませんが、私のところではそんな余裕はありません。人がいない間は留守番電話で対応します。

 「求人にご応募の方へ、こちらから連絡を差し上げますので、お名前とご都合の良い日にちと時間を録音して下さい。ではどうぞ」

 そして、32人の応募があったのですが、事務所に人がいる時間帯午前9時〜午後5時までに掛かってきた電話は、7人からでした。残りはすべて留守番電話が対応しました。

 留守番電話が一番多く受けた時間帯は、午後7時から10時です。遅い人では午前1時半の人もいました。

 求人に応募しようとした人が、新聞折込の求人広告朝見たとしても、その時点で仕事をしてない人は別にして、転職を考えていたり、パートナーと相談しないとならない人は、朝電話をできるとはかぎりません。

 また、朝の忙しい時間に折込広告自体を見ている人も少ないと思います。では、いつ見るのか?と言いますと、夜になるでしょう。

 パートナーと相談もできる時間でもあります。

 応募してくる人たちの背景を考えると当たり前のことかもしれません。

 しかし、現在でも求人広告を見ると、ほとんどが営業時間しか書いてありません。おそらく時間外受けつけをしていないのではないでしょうか。もったいない話しです。

 昨年、国会で子供急救電話(名前は定かではありません)についての質問がラジオから流れていました。 「急救電話の設置はしているが、なぜ午前10時〜午後6時までなのか?」

 しかも、日曜日は受けつけていないとも話していました。

 どちらも似たような話ですね。




出村邦彦

出村邦彦氏のサイト

* 楽しい有限会社
〒920-8025 福島県いわき市平南白土1-12-2
 http://www.kiduki.com/


儲かる手書きチラシ作成術
ハギジン出版 1,575円
もっと儲かる全国手書きチラシ実例集
ハギジン出版 1,995 円


出版局トップにもどる
日本経営合理化協会 出版局 TEL:03-3293-0041