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楽しく本気で書く |
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| まずはこの手紙を読んでみてください。 | |||||||||||||||
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おまイの。しせ(出世)には。みなたまけ(驚ろき)ました。
わたくしもよろこんでをりまする。 なかた(中田)のかんのんさまに。さまにねん(毎年)。 はやくきてくたされ。いつくるトおせて(教えて)くたされ。 |
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この手紙は、野口英世の母シカが野口英世に宛てて書いた手紙で、大正時代に書かれたものです。 福島県の猪苗代という所に、野口英世記念館があり、そこには生家も展示保存されています。記念館に入るとすぐのところに、この手紙が大きく引き伸ばして展示してあるのですが、私は始めて読んだ時、涙が流れてきて止まりませんでした。 その後、知り合いなどを何度も連れて行きますが、自分は読まないようにしています。その代り、この手紙を読んでいる人を観察しています。すると半分くらいの人達が目頭を押さえています。 そこで、なぜ大正時代に書かれた手紙が今でも人の心を動かすのか考えてみました。 大正時代に女性が文字を書く事自体大変な時代だったと聞いています。しかも、猪苗代と言ったら当時は田舎も田舎で、紙もまともに手に入らなかったとも聞きました。 シカさんもはじめから文字が書けたわけではなく、何度もなんども練習したそうです。 練習と言っても紙などまともに手に入りませんから、お盆に囲炉裏の灰をしき、指でその上から書いて練習し最後に手紙にして出した。 外国にいる自分の息子に手紙を出すため、本気で練習し本気で書いた。本気で書いた手紙だから時代を超えてでも人の心を打つのではないかと想います。 もしあなたが以前書いたラブレターを見る事ができたら見てください。きっと「よくこんな恥ずかしいことが書けたな」なんて想うかもしれませんが、それはあなたが自分の気持ちを伝えたくて本気で書いたからではないでしょうか? 実は自分で読んで恥ずかしいくらいのものが相手にはちょうど良いくらいに伝わるものです。 ビジネスでお客様に何かを伝え、お買い上げ頂く場合も、テクニックの前に本気で書くことです。この本気度で相手に伝わる度合いも変わってくるからです。 また、本気で書くのですが苦しんで書くのではなく、楽しんで書いてくださいね。 毎日の挨拶 返事も本気度で変わりますからね。 追伸 今あなたの隣に人がいたら本気でほめて見てください。どんな小さなことでもけっこうです。 「○○さん、そのネクタイはすごくセンスがいいですね。誰が選んだか分かりませんが、ピッタリですよ。」 「そのメガネいつもと同じですか? なんだか今日は特に輝いて見えるよ。もしかしたらあなたの笑顔のせいかな。僕まで何だかウキウキしてきましたよ。」 ドンドンほめて見てください。
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出村邦彦 |
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| 出村邦彦氏のサイト * 楽しい有限会社
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