デザートに学ぶ、心の時代に売れるモノ 07号

デザートはプチ贅沢品

−「プチ贅沢が「心の満足」を与える。」−
 “甘いもの=贅沢品”であった時代に「デザート」は贅を尽くしたものとして誕生しましたが、今や「デザート」は、贅沢品と言っても意味合いが全く異なっています。

 飽食の時代の今、逆に「甘くないから美味しい」と菓子やデザートを評価する人が多くなっています。変われば変わるものですね。

 では、なぜ今でも「デザート」が贅沢品なのでしょうか。いや、日常生活の中で気軽に楽しめる贅沢=プチ贅沢を提供してくれるものと言った方がピッタリかもしれません。

 そこには、やはり「デザート」がもたらす心理的効果、効能が関係しているように思われます。





 もちろん甘いものを食べたいという生理的欲求を満たしてくれますが、「デザート」に対してお客様はそれ以上のものを期待しています。また、それに応じてくれるのも「デザート」なのです。

 メインの食事は慌しく食べている人を多く見かけますが、どういうわけか、デザートやお茶は皆さんゆったりと楽しんでいますよね。

 お腹がいっぱいになって生理的欲求が満たされた後、「ゆっくり」「くつろぐ」といった束の間の癒しを演出してくれる「デザート」を楽しむことによって、「心まで満腹」にさせてくれ、贅沢気分を味わわせてくれるのが「デザート」です。

 ちょっとした時間とちょっとしたお金で心まで満たしてくれるものに、こぞって群がるのも容易に理解できるような気がします。

 従って「デザート」を提供する側は、このお客様の心理を理解して「デザート」を提供しないとお客様からの評価は得られません。私は常々「デザート」は「しゃれ(洒落)」と言っていますが、そこには食べる人を楽しませる要素、「心」がこもったものでなければ本当の「デザート効果」は発揮しないと言う思いがこもっています。

 生き残りを掛けた厳しい競争の中で勝ち抜いていくためには、お客様の心をいかに掴まえるかが鍵になってきます。

 そんな時、差別化を計るためにどうしても今までと違うモノ、違うモノへと走りがちですが、お客様は新しいモノに対して興味を示すと同時に「怖い」と言う心理が働き、すぐには効果が出ないことが多いのです。

 それよりも、「デザート発想」で“ちょっと贅沢”“プチ贅沢”をお客様に味わってもらえるモノを提供することを考えてみてはいかがでしょうか。

 成功の秘訣は、ちょっとした「こだわり」「気配り」を提供し、非凡に続けることです。

 是非、お試し下さい。



内海悟

株式会社ミックビジネスシステム 代表取締役、マーケティングコンサルタト
株式会社デザート・カンパニー  代表取締役

* デザートの総合サイト「デザートマーケット.com」主宰
 https://www.dessertmarket.com


デザートのカリスマ
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