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「デザート」と「菓子」の違い −「デザート発想」が付加価値を生み、販促に繋がる。− |
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| ここで「デザート」と「菓子」の違いについて、小難しい定義を語るつもりはありませんが、「デザート」と「菓子」は一体何が違うでしょうか。 もっとも、お茶と楽しむ「デザート」などは、菓子そのものが単に器に盛られて出てくることもありますが、食事の最後、満腹の時に皿の上に大福をど〜んと乗せて出されたらどうでしょうか。満腹でもあるし、見ただけで食傷気味になるのは多分私だけではないと思いますが、いかがでしょうか。 |
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それが(下の写真のように)大福に包丁をいれて、真ん中に苺を乗せ、黒蜜などのソースをかけ、アイスクリームを添えて、仕上げにミントの葉でも飾れば、立派なデザートに仕上がります。 そして、思わず“美味しそう!”という言葉と同時に満腹なのも忘れてペロリと食べてしまう。まさしく「別腹」です。
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人間の行動を支配する情報のうち70%は視覚から得る情報が左右すると言われていますが、多分に視覚に訴える要素が効力を発揮しているのではないでしょうか。 「見た目」「見栄え」「シズル感」(思わず食べたいと思わせる、食感まで連想させる視覚訴求表現)が、先ず「食べたい」という動機付け要素になっていて、デザートの開発では最も重要なポイントの一つです。 しかも、大福そのものを出せば、せいぜい100円から150円くらいしか値付けできないものが、ちょっとデザートに仕立てるだけで300円〜400円の値段が付けられて、原価率も菓子そのものよりも低くなるのです。 この「デザート発想」を応用すれば、食品に限らず、ひとつの商品や素材を販売する際に、他の商品との組合せ、あるいはその商品がひときわ目立つように演出して、お客様にその商品のよさを訴求(特に視覚に訴える)すれば、お客様の心まで満たすことができ、少々高くても納得して衝動買いしてもらえます。すなわち、「別腹別勘定」が成立するようになります。 ファッション業界などデザイン性を重視する業界では、当然のように同様の販促活動が行われていますが、日頃あまり目立たない素材や部品であっても、この「デザート発想」を応用することにより、存在そのものをよりアッピールすることができ、同時に付加価値を生み販促にも繋がります。 その際の成功のポイントは、「瞬時に良さが伝わる、分かりやすい視覚的訴求アイディア」を編み出すことです。 自社の商品、サービスには「デザート発想」は応用できないなどと考えずに、是非工夫して試してみてください。きっと成果が得られます。 私の創業したXデザート・カンパニーが菓子メーカーと飲食店の間に存在し、事業が成り立っているのも、実はこの辺りにヒントがあるのです。
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内海悟 |
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| 株式会社ミックビジネスシステム 代表取締役、マーケティングコンサルタト 株式会社デザート・カンパニー 代表取締役 * デザートの総合サイト「デザートマーケット.com」主宰
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